犬のイボの悪性と良性は見分けることができる?イボの写真があれば見てみたい

イボ 悪性 良性 種類

ワンコにイボが!
悪性の腫瘍だったらどうしよう…

飼い主さんならきっとそれが一番心配だと思います。

犬に出来てしまったイボが良性なのか悪性なのか、犬に出来るイボにはどんなものがあるのかを写真とともに見ていきましょう。

良性のイボにはどんなものがあるの?

一般的に、良性のイボは白・ピンク・ピンクに近い赤・黄色であることが多いといわれています。

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パピローマウイルス

犬にイボが出来る一番の原因が、このパピローマウイルスです。
1cm未満くらいのイボができます。
カリフラワー状になることもありますが、これらは良性であることが多く、治療しなくても数ヶ月で消えてしまうことがほとんどです。

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出典先:http://inustyle.net/byouki-2/

脂肪腫

脂肪腫とは、皮膚と筋肉の間にできる脂肪のかたまりです。
イボの色は黄色みがかっていて、ぷよぷよと柔らかいイボ状のものです。
一般的には、痛み・かゆみはなく、放っておいても大きさは変わりません。

上皮腫

良性の腫瘍で、比較的若い犬に出来やすいできものです。
皮膚に0.5~4cmくらいのニキビのようなものができ、皮膚の表面にはポツッと小さい穴が開いている状態になります。
体に特に害はなく、原因も未だ特定されていない腫瘍です。

皮脂腺腫

皮脂を分泌する皮脂腺が詰まって、患部が腫れたり小さな腫瘤がたくさんできる良性の腫瘍です。
高齢の小型犬に多くみられます。
見た目は悪性腫瘍と変わらないため、皮膚の異常が見られたら、病院での検査をおすすめします。

乳頭腫

皮膚の上にできる良性の腫瘍で、乳頭のような形をしたイボです。
カリフラワーのような形状になります。
良性のうちは自然に治ることが多いのですが、悪性化すると扁平上皮ガンに変化する場合もあるため、早いうちに対処することが大切です。

 

ここまでは良性のものをあげてきました。
ここからは、一番心配な悪性の疑いのあるものを見ていきます。

犬の悪性のイボの種類はどんなものがあるの?

悪性のイボは、一般的に黒・紫・赤・赤紫であることが多いといわれています。
いぼというより、コリコリとしたしこりのようなもので、だんだん大きくなったり色が変化してくるといいます。

ここからは、犬の体表に現れるイボやしこりの一例を見ていきます。
悪性のもので気にかかるのが、ガンですよね。

バウ
なお、イボの写真は記事末で紹介しているリンクからも見れます。
いろいろな種類のガンの写真もあるので、参考にしてワン!

乳腺腫瘍

未避妊のメスは、高い確率で乳腺腫瘍が発生します。
また、ごく稀にオスでもみられるそうです。

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出典先:http://encrypted-tbn0.gstatic.com

腫瘍の50%以上が乳腺にできます。
乳房にイボのようなしこりがあることで発見されるケースが多いようです。
しこりは良性・悪性と半々ではありますが、しこりの小さいうちの早期治療が重要となります。

しこりのうち、悪性のものが、いわゆる乳がんです。
悪性腫瘍の特徴は、1~2ヶ月程度で倍くらいの大きさに急成長することです。
1cm以下のガンであれば、外科手術での切除で完治する場合が多いです。
乳がんの手術では、しこりだけでなく周囲の健康な組織も切除することで、再発や移転を予防することができます。

また、避妊することで発生率は大きく低下します。

家庭でできるチェック法としては、犬を仰向けにして乳腺をひとつづつ触り、しこりがないかを確認することです。
遊びがてら、マッサージがてらにチェックしてみてください。

肥満細胞腫

肥満細胞腫は、発生率が高く致命的な悪性腫瘍(ガン)です。

名前に「肥満」とつきますが太っているかどうかは関係なく、炎症細胞のひとつである肥満細胞が腫瘍化したものです。
イボのようなもの、脂肪のかたまりのようなもの、皮膚が赤くなるだけのものなど様々な形状で現れます。

また、一度病院で大丈夫だと診断されても、その後大きさや色などが極端に変わり、実は悪性だった、というケースもあるようです。
変化がないかを日々確認して、異常がある場合は再診を受けるようにしましょう。

この腫瘍は、パグ、ゴールデン、ボストンテリアなどに比較的多く見られます。

ちなみに、グレード1の肥満細胞腫の場合、腫瘍の辺縁(マージン)を1cmで切除することで、再発が防ぐことができると言われています。

みずき
やはり早期発見がカギですよね!

扁平上皮ガン

犬の皮膚がんでもっとも一般的なものです。

毛の薄いお腹などにできやすく、陽の当たり過ぎによる日焼けが主な原因といわれています。
あまり広がらすに潰瘍化していくのが特徴です。

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線維肉腫

線維肉腫は、高齢犬に発症しやすい悪性腫瘍のひとつです。
また犬種に偏りはないといいます。
胴体や足、乳腺、顔面にしこりのようにして現れます。
腫瘍の根が深く、再発率が高いという病気です。

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イボの注意点!!良性と悪性を見分ける方法はあるの?

良性か悪性か、一般的なだいたいの判断基準を記載してきましたが、実際は見た目では判断できないものがほとんどです。
犬の肌に異常を感じたら、動物病院で検査してもらいましょう。

また、徐々に大きくなったり色の変化を伴うものは悪性である可能性が高いということもご留意下さい!

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日々のふれあい、マッサージで気づけることが多そうですよね。
我が家のワンコももう9歳ですので、気をつけたいものです!

ちなみに、悪性のイボなど症状を避けるには、やはり免疫力UPがカギになります。
そこで、食事にふりかけるだけという簡単なワンちゃんの口臭対策サプリですが、以下の紹介ページにしっかり説明されているように、犬の免疫力UPを目的にした商品ですので、こちらをご紹介しておきます。

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・免疫力低下を見つけるサイン
・免疫力改善のために必要なこと
を動物栄養学博士が紹介してくれているので、紹介ページを読むだけでも勉強になるので、ぜひ読んでみてください。

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みずき

そして、最後に上では紹介できていないそれぞれのイボの画像を紹介します。

扁平上皮ガンなど複数のガンの場合
http://www.lunahp.com/tumor_skin.html

線維肉腫の場合 ※衝撃画像なので、ご注意下さい。でも、これが現実です。。。
http://www.e-newtech.jp/product/product/fibsarcom.html

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