今や、4頭に1頭のワンちゃんがガンになる可能性があるといわれています。
愛犬をガンのリスクから守るために、毎日の食事を見直してみるという方法があります。
やっぱり口にするものが体が作りますからね。
そこで、この記事では犬のガン治療・予防に効果があるといわれている「食べ物」と「サプリメント」などをみていきます。
Contents
大前提!犬の食事は人とはやっぱり違う
犬はもともと肉食動物です。
犬にとって大切な栄養素はタンパク質で、私たち人間の約4倍ものタンパク質を必要としているといいます。
もし犬の体内でタンパク質が低下してしまうと、
- 体力や食欲の低下
- ホルモンバランスの崩れ
- 免疫力低下
などがみられます。
これらはすべてのガンの発症につながる要因ですが、愛犬の癌を予防するには「食べ物に気を付ける」ことはやっぱりとっても重要な訳です。
そして、犬の食べ物」には、このたんぱく質を含めて気を付けるべき3つの要素がありますので、次にご紹介しましょう。
犬のガンを予防する食べものの3つのポイント
犬のガン予防のための食事で大切なことは次の3点です。
- 高タンパク
- 低炭水化物(=糖質制限)
- 天然・高品質
そして、このそれぞれについて【なぜ大切なのか?】を説明しておきますね。
ポイント①高タンパク
冒頭にもあるように、犬はタンパク質を多く必要とする体をしています。
タンパク質は、免疫力向上と代謝の促進を保つ大事な栄養素です。
ポイント②低炭水化物(=糖質制限)
穀物ベースの食品は高温処理をされていて、発がん物質を生産しやすいといいます。
また、トウモロコシや小麦などの穀物は単糖に分解されるのですが、ガンはその単糖をエサにするともいいますので、炭水化物は控えめにした方が良いようです。
そもそも、トウモロコシや小麦などの穀物は、消化不良やアレルギーを起こしやすかったりと、犬にはあまり有益ではありません。
でも、もともと僕ら犬は肉食だったので、穀物は絶対必要なものではないという考え方が強いワン
ポイント③天然・高品質
低品質なフードは科学的な添加物が含まれ、発がん性物質が含まれている可能性も高くあります。
ドッグフードの選び方についてはこちらの記事にかなり詳しく書いていますので、参考にしてください。
フ―ドの切り替えでワンちゃんの風邪の引きやすさや毛質がグッと良くなったという話は多いです。
口にするものが体を作っているのは間違いないですね。
では、こういったキーワードを踏まえた食品やサプリメントをピックアップしましたので、次項でご覧ください。
犬のガン予防に効果的な食べ物まとめ①食材編
抗酸化作用のあるもの一般
- ベリー系の果物
- ブロッコリー
- にんじん
- ニンニク
- 昆布
- ザクロ
- しいたけ
- トマト
- 緑茶など
※ニンニクは犬に与えると危ない場合もあるので、サプリメントでの摂取がおすすめです。
良質の油
抗腫瘍特性の脂肪酸が多く含まれている
- オーガニックココナッツオイル
- アマニ油
- 魚の脂
キノコ
免疫力向上、抗炎症、抗菌、免疫刺激、抗酸化特性があるものとして
- 冬虫夏草
- レイシ
- シイタケ
- マイタケ
水素水
水素水にも、抗酸化作用があると言われます。
犬のガン予防に効果的な食べ物まとめ②サプリ編
年齢によってはサプリが大きな力になることもあると思いますし、ガン予防のような目的がある場合も然りです!
では、ガン予防に定評のあるサプリメントを紹介していきますね。
・プライオ
・コルディM
・ダイリン スーパープロポリス(人間用ですが、愛犬に与えている方も多いようです)
・ミドリムシのちから
犬のガン対策のために食事でできること
毎日の食事は愛犬の体を作っている、愛犬の源です。
ガンだけでなく、愛犬の健康維持と幸せな生活のために、まずはワンコの食事の見直しをしてみるというのはいかがでしょうか。
いろいろな情報が溢れていて、何から始めればよいのか分からなくなってしまいます。
でも難しく考えずに、簡単に始められる4点をあげてみました。
- 科学的な添加物の多いフード・おやつは避けましょう。
- 白米、パン、うどんなど炭水化物はなるべく控えましょう。
- 穀物の比率の高いフードは与えないようにしましょう。
- カボチャ、さつまいも、じゃがいもなどの糖質の高いものを大量に与えないようにしましょう。
愛犬のがん対策で完全手作りフードを考えてらっしゃる方もいらっしゃると思います。
ただ、そのハードルが高いと感じていらっしゃる飼い主さんもまた、少なくはないと思います。
そんなときは、簡単に、ドライフードに高タンパク質食品をトッピングするというやり方もおすすめです。
フードを減らして、その分、鶏ささみや牛肉の赤身、鮭、サバなど高タンパク質食品をお湯で茹でてスープにし、かけてあげるだけです。
フードの栄養バランスを保ちつつ、炭水化物の糖質を減らしてタンパク質を多くとることができます。
これなら簡単にできますね!