昔からかぼちゃを食べると風邪をひきにくいと言いますが、元気でいて欲しいワンちゃんにもかぼちゃは食べさせても大丈夫なのでしょうか?
私が子供の頃、下痢をすると「かぼちゃを食べなさい」と言われました。
ワンちゃんの場合も、下痢に効果はあるのでしょうか?
カロリーは、どうなんでしょう。高カロリーなのでしょうか?
適量やおすすめの食べ合わせについても、一緒に考えていきましょう。
今回のテーマは、「犬にかぼちゃを食べさせても大丈夫?下痢や高カロリーなど注意点があるの?適量やおすすめの食べ合わせについても」です。
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犬にかぼちゃを食べさせても大丈夫?

実は、犬に生のままのかぼちゃは、NGです。
消化器に負担をかけるだけでなく、喉や腸内でひっかかる可能性があります。
加熱したかぼちゃを、与えましょう。
また、種は、消化しにくいうえに、喉に詰まってしまう可能性があるのでNGです。
皮は硬いので、良くゆでてやわらかくしてあげてください。
犬にかぼちゃアレルギーの可能性は?
アレルギーはどんな食べ物でも、発症する可能性はあります。
初めてあげる食材の時は、たとえ野菜であっても少量からスタートしましょう。
アレルギーの出ない場合、かぼちゃは栄養満点でとてもおすすめの食材です。
ワンちゃんにかぼちゃを与えると→犬にかぼちゃを与えるメリットとデメリット
- 体の中の免疫力を高めて、風邪やウイルスなどから身を守る
- 皮膚や粘膜、被毛を健康に保つ働きがある
- 病気のもととなる活性酸素をやっつける
- 癌予防にも効果があるとされている
- お腹や便の調子を整える
ただ、過剰摂取させてしまうと
- 肥満の原因
- お腹が緩くなる
- 便秘になる
ワンちゃんにかぼちゃを与えるときは、適量を守り、しっかり加熱してからあげましょう。
野菜なのに甘いかぼちゃは、ワンちゃんにも人気があります。
では、どのようにかぼちゃを調理すると良いのでしょうか。
かぼちゃの調理方法のおすすめは?
かぼちゃの調理方法の基本はこの3つです。
- 焼く
- ゆでる
- 蒸す
焼くときの少量の油は良いですが、油で揚げるのはNGです。
油を摂りすぎると、消化器に負担がかかります。
かぼちゃをゆでる調理方法なら、アレンジがききますよ。
ワンちゃんにかぼちゃをあげるときの調理方法としても、最もおススメですね(^^)
犬に与えるかぼちゃのゆで方
かぼちゃのゆで方も、こんな風にアレンジできます。
2.ゆでたかぼちゃを、つぶしてペースト状にする。
3.ペースト状にしたかぼちゃに水を足し、スープのようにする。
犬へのかぼちゃの与え方
かぼちゃの与え方もこんな風にバリエーションがたくさんあります。
- ゆでたかぼちゃを、ダックフードに混ぜる
- ペースト状にしたかぼちゃを、小さく丸めておやつにあげる
- ペースト状にしたかぼちゃと、ヨーグルトを混ぜる
- スープにしたかぼちゃはそのまま飲ませても、ドックフードを混ぜる
- スープの中に、アレルギーがなければ、別でゆでた鶏肉や豚肉を入れる
また、ドックカフェにも、かぼちゃを使ったメニューは多いです。
かぼちゃを与えてみたいけれど、自分で作るのはちょっと大変と思われる方は、ワンちゃんと一緒にドックカフェで「かぼちゃメニュー」試されてみるのはいかがですか?
下痢や高カロリーなど注意点があるの?

かぼちゃは、食欲のないワンちゃんにあげると、食が進みます。
そしてかぼちゃを下痢をしているワンちゃんにあげると、下痢が落ち着いたりします。
人間と同じですね。
ただかぼちゃは高カロリーですので、与えすぎには十分注意してください。
犬へあげる、かぼちゃの適量は?
犬種や体重にもよりますが、一日のかぼちゃの摂取量は5キロで、約30グラムです。
大きめのかぼちゃの天ぷらのサイズですね。
おすすめのかぼちゃの食べ合わせ
かぼちゃなどの、βカロテンが豊富に含まれる野菜をワンちゃんに与える場合
- ゴマ油
- オリーブオイル
など、油脂と一緒に取り入れるとおすすめです。
植物性のβカロテンは、生のままでは吸収されにくいのです。
しかし、油と一緒に接種すると、吸収率が高まる効果があると言われています。
犬がかぼちゃを食べた後の便って・・・!
私は、我が家のわんこの便しか見ていないので違う子もいるかもしれません。
我が家のわんこにかぼちゃを与えると、出てくる便の色が「かぼちゃ色」でした。
初めて「かぼちゃ色」の便を見たときは、病気なのではないかと思い獣医に相談しました。
かぼちゃを食べさせたなら、「かぼちゃ色」の便が出てきますよ!と言ってもらったときは安堵したものです。
知人のワンちゃんは、「かぼちゃ色」と「普通の色」の便が、くっきり半分に色分けされて出てきたこともあると話してくれました。
皆さんも、黄色い「かぼちゃ色」の便が出てきても、驚かないでくださいね。(⌒∇⌒)
最後に
かぼちゃは、皮と身の間に栄養が詰まっているそうです。
ですから、かぼちゃを、皮のままでゆでることをおすすめしています。
ですが老犬や、歯の状態により、皮をゆでても食べにくいワンちゃんもいるようです。
ワンちゃんの状態によっては、一工夫されてみてはいかがですか?
- 薄く皮をむいてあげる
- 皮を残すところを少なくする
ワンちゃんの様子を見て、調理してあげてくださいね。