犬にマンゴーを食べさせるならアレルギーに注意!適量はどのくらい?

マンゴー アレルギー 適量

濃厚な甘みが特徴のマンゴーは、スーパーなどで気軽に購入でき、さまざまなスイーツにも使われている身近なスイーツです。

しかし、犬にマンゴーを与える際、アレルギー注意しなければならないことを知っていますか?
ワンちゃんみんながマンゴーアレルギーという訳ではありませんが、少量のマンゴーを口にしただけでアレルギーを起こしてしまう子もいるんです。
アレルギーを起こす場合もあると聞くと、とても心配になりますよね。

この記事では、

  • 犬にマンゴーを食べさせるとき、なぜアレルギーに注意しなければならないのか?
  • マンゴーを食べさせるときの適量はどのくらいなのか?

についてご紹介いたします。

なぜマンゴーアレルギーに注意が必要なの?

マンゴーの皮には、ウルシオールと呼ばれる、触れると皮膚に炎症を起こす成分が含まれています。
たまに「漆」の食器などに触れて皮膚がかぶれてしまったという人を見かけますが、その原因もこのウルシオールだと言われています。

人間でもこのウルシオールの免疫をつけるのは難しいと言われていますので、ワンちゃんが免疫をつけるというのは困難です。
ワンちゃんに元気でいてもらうためにも、アレルギーがある場合はマンゴーを食べさせてはいけません。

マンゴー アレルギー 適量

ワンちゃんにはこんな風にいつまでも元気でいて欲しいですよね(ノ)’ω`(ヾ)

早めにチェック!マンゴーアレルギーの症状!

ちなみにですが、マンゴーアレルギーは皮膚に炎症を起こすだけでなく、以下のような症状を引き起こす危険性があります。

【マンゴーアレルギーの症状】

・目が充血する
・嘔吐
・下痢
・かゆみ など

もしも、マンゴーアレルギーと知らずにワンちゃんに食べさせてしまったり、マンゴーアレルギーを持ったワンちゃんが誤って食べてしまったためにアレルギー症状が出た場合は、すぐに動物病院に連れて行ってください。

アレルギーがない場合、栄養価の高いおやつとしてオススメ!

アレルギーがない場合は、適量であれば食べさせても問題ありません。
むしろ、栄養価が高いフルーツですので、ワンちゃんの栄養補給にもオススメです。

ワンちゃんがマンゴーをパクッとする姿にキュンとします*^^*

マンゴーには、

・ビタミンA
・ビタミンC
・葉酸
・βカロテン

が豊富に含まれています。

特に葉酸はマンゴーに含まれる栄養素の中で最も多く、全体の18%を占めています。
葉酸は、皮膚や肝臓の健康維持に効果があり、成長を補助する働きをもたらします。

また、ビタミンAには視力低下の防止があり、βカロテンには老化防止効果、ビタミンCには解毒作用や免疫力向上の効果があります。

そのほか、

・ビタミンA→視力低下の防止
・βカロテン→老化防止効果
・ビタミンC→解毒作用や免疫力向上の効果

があります。

ワンちゃんにも飼い主さんにも嬉しい栄養素が詰まっていますので、一緒に摂りたいフルーツと言えます。

マンゴーは1日に何gまで食べてもいいの?

1日に食べさせてもいい量は15gまでと言われています。
しかし、マンゴーの15gってどのくらいかイメージがわかないですよね。

マンゴー アレルギー 適量

例えば、成人男性のこぶしほど、もしくはこぶしより少し大きいサイズのマンゴーの場合、可食部が270gほどあります。
15gは約1/18の量になりますので、ほんの一口程度のサイズになるかと思います。

びっくりするほど少ない量ですが、ちゃんと理由があります。
それはカロリーが高いからです。

マンゴー15gのカロリーは約10kcalです。
体重が2kgほどの小型犬の場合、1日の摂取カロリーの目安が約172kcal。
つまり、ほんの一口でもワンちゃんの1日に摂取できるカロリーの1/10を占めてしまいます。

そのため、食べ過ぎてしまうとあっという間に摂取カロリーを超えてしまい、肥満になってしまう危険性が高いフルーツなのです。

また、基本的にフルーツは水分が多いので食べ過ぎることでお腹を壊してしまい、下痢嘔吐してしまう可能性もあります。
マンゴーを食べさせる時は適量を守り、ワンちゃんの健康管理に努めたいものです。

まとめ

マンゴーは、アレルギーの危険性があるフルーツですが、マンゴーアレルギーがないワンちゃんであれば栄養補給のできるおやつとして食べさせたいものです。

ちなみにですが、マンゴーは、青いものと赤く熟したものが売られています。
青いものは、ビタミンCが多く含まれており、熟したものはβカロチンが多いのだそうです。
ワンちゃんにマンゴーを食べさせる時は、解毒作用や免疫力向上の効果があるビタミンCの多い青いものがオススメかと思います。

ただし、ワンちゃんが嫌がるなどの場合は、無理に食べさせないでくださいね。

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