「もやしっこ」という言葉のせいで、なんだかひ弱なイメージがありますが、なかなかのパワー野菜である「もやし」!!
安価でいつでも手に入りやすい「もやし」は、犬にも食べさせたい野菜ですよね。
犬にも、もやしって食べさせて大丈夫なんでしょうか?
生のままでも食べさせてしまって、大丈夫なんでしょうか?
低カロリーですが、適量ってどのくらいでしょう?
効能は?おすすめの与え方、レシピがあれば知りたいですよね。(^▽^)/
今回のテーマは「犬にもやしを食べさせても大丈夫?生でもOK?適量や効能やおすすめの与え方についても」です。
犬にもやしを食べさせても大丈夫?
犬にもやしを与えるときは、「切り方」がとても大事になります。
ここで手を抜くと、ワンちゃんも排便の時に可愛そうなことになりますし、なにより介助する飼い主さんも辛いことになります。((+_+))
草を食べるワンちゃんの飼い主さんは、すでにお気づきのうえ経験済みでしょう。
長い草を食べたり、もやしを長いまま与えると、消化するのが苦手なワンちゃんのうんちには長い草やもやしがそのまま出てきます。(-ω-;)
いわゆる数珠つなぎ状態で、体にぶら下がっちゃいます。
ワンちゃんが頑張って気張っても、自力で切れることは、ほぼありません。
飼い主さんが介助して、引っ張って出すしかないのです。
でも!刻んで与えれば、もやしを食べさせても、そんな心配はないのです。
自分の為にも、ワンちゃんに「もやしを与えるとき」は細かく刻みましょう。
犬にもやしを、生で与えてもOK?
もやしは、生で与えても刻めばOKです。
栄養成分を壊さないように、生のままか、サッとゆがく程度で与える方が良いでしょう。
すりつぶすのは大変な野菜ですので、みじん切りがおすすめです。
もやしを生で与えるときに注意することは、もやしは傷むのが早い食品なので新鮮なものを与えるということです。
冷蔵庫に入れておいても傷んでしまいますので、新鮮なうちに使いきれないと判断したら冷凍保存しておくことをおすすめします。
もやしの冷凍保存方法
- もやしを、サッとお湯でゆでる。水からゆでない。
- ざるに移して、お湯を捨てる。
- 冷水に、つける。
- 水気を、しっかりきる。キッチンペーパーなどを使ってしっかりと!
- 小分けにして、冷凍用のジップロックに入れたり、プレスンシールやラップで包む。
ワンちゃんに冷凍したもやしでごはんを作ってあげるときは、凍ったもやしのまま、みじん切りにして調理しちゃいましょう。
凍っていると、切りやすいですよ。(^▽^)/
もやしをどのくらいなら与えていい?
食物繊維が豊富な、もやし!
肥満傾向にあったり、便秘気味のワンちゃんに与えると良さそう!と言っても、過剰摂取させてしまうと下痢や嘔吐の原因になります。
- 5キロのワンちゃんで、30グラムまで
- 10キロのワンちゃんで、50グラムまで
- 20キロのワンちゃんで、90グラムまで
犬種や健康状態によっても、適量は変わってきます。
あくまでも目安ですので、いつもと様子が違ったときは獣医に相談してください。
また、与えるときは少量からのスタートがおすすめです。
もやしの効能ってどんなもの?
- たくさんのビタミンで、免疫力を高めます。
- カリウムや食物繊維のおかげで、ダイエット効果があります。
- アミノ酸で、老化防止や疲労回復の効果があります。
- 大腸がんの予防や、整腸作用にも効果があります。
もやしのおすすめの与え方って?
もやしは90%以上水分で、出来ています。
ほぼ水分ということは、カロリーも低いので肥満傾向にあるワンちゃんのドックフードのトッピングにも良いと思います。
水分補給の苦手なワンちゃんにも、おすすめです。
我が家のわんこも、散歩から帰ってもほとんど水を飲みません。
水をあまり飲まないワンちゃんには、もやし入りのごはんを作ってあげると水分補給になりおすすめです。
もやしはすぐに火が入りますし、生のままでも与えられるので手作りご飯をあげたいのに時間があまりないときに、ぴったりの野菜ですよね。
それに一年中、スーパーに行けば安価で売っている野菜ではないでしょうか?
季節に関係なく、作ってあげたいときに作れる!そんなメニューが一つあると便利ですよ。
もやしを使ったメニューを、是非覚えておきましょう。(^▽^)/
もやしを使ったごはん
もやし 適量
ささみ 適量
ごはん 適量
お水 適量
<作り方>
- もやしとささみは、細かく切っておく。
- ごはんは洗って、ぬめりを取っておく。
- お水の入った鍋にささみを入れ、煮込む。
- ささみに火が通ったら、もやしとごはんを入れる。
- 煮込んで出来上がり。
ささみを、鶏肉のモモ肉や胸肉に変えてもOKです。
ただし、鶏肉の皮の部分は脂が多いので取り除いてください。
豚肉に変えてもOKですが、脂の部分は取り除きましょう。