犬の便が粘液状で血便!粘膜が混じっている時の原因と対処法

犬の便 粘液状 血便

わんちゃんのうんちに突然血が混じっていたら、パニックになってしまいますよね。

私も、突然のことでおろおろしてどうしたらよいかわからず、愛犬にどうしたの?!って聞いた過去があります…

わんちゃんのうんちに血が付いている血便は、うんちの柔らかさも緊急性を判断するバロメーターになります。

もし、うんちが粘液状でドロッとしている場合は要注意!

この記事を読めば、突然の粘液状の血便でも慌てずに対処できるはず。

頭の中で事前にシミュレーションしてくださいね。

粘液状の血便をしたら、見て欲しい4つ

犬の便 粘液状 血便

突然のわんちゃんの粘液状の血便
慌てず、まずは4つを確認してください。

Q1、血の量は?
【A】少量 【B】大量
Q2、血の色は?
【A】鮮やかな赤色やピンク 【B】どす黒い赤色やタール色
Q3、便の硬さは?
【A】いつもと同じ硬さ 【B】下痢
Q4、わんちゃんの元気は?
【A】元気がある 【B】元気がなくぐったりしている

もし、一つでも【B】に〇が付いたのなら、緊急を要するサイン。

すぐに動物病院に行ってください。ここでは、Aにすべて〇が付いた場合はあまり心配いりません。

血の量が少しついただけで血の色が鮮やかな赤色やピンクなら、便が体外に出る少し前に出血してついた血だと考えられます。

便が硬すぎで肛門が切れてしまったり、便秘が続いたために便が大きくなってしまい、肛門を傷つけたりした場合にも、鮮血が付いた便が出ることがあります。

硬い便の周りに粘液状のものが付いている場合も、出口に近い場所で粘液が付いたもの。

また、便の出口に近い大腸や直腸肛門など、比較的便が出来上がってから、その通り道で出血してしまい、便について血便になることがよくあります。

この腸の表面は毎日新しいものに生まれ変わる新陳代謝を行っています。

その新陳代謝と違うタイミングで腸に刺激があると、腸の壁がはがれてしまい、出血してしまうことがあります。

いつもとは違うご飯を食べただけでも、ちょっとした腸への刺激がストレスになってしまうこともあるのです。

便の硬さもいつもと同じで、元気があるなら、そのまま様子を見て大丈夫。

ただし、その血便が長期化していたり、わんちゃんがいつもと違う様子であればすぐに動物病院に行ってくださいね。

動物病院に行く際は、その便捨てずに持参してください。便の中に病気を突き止めるヒントがたくさんありますよ!

動物病院に行くべき!こんな粘液状の血便

犬の便 粘液状 血便

では、心配な動物病院に行くべき症状の粘液状の血便はどんなものなのでしょうか。

血便が出た時に、

1、わんちゃんの元気・食欲がなくぐったりしている
2、下痢である
3、血が便の中にも混ざりこんでいる
4、血液の量が増える

上記の症状が出た場合は、腸内での炎症が進行している可能性があります。

粘液状の血便が続く時に考えられる病気2つ

犬の便 粘液状 血便

では、粘液状の血便が続くときに考えられる病気とは何でしょうか。

主なものを2つあげておきます。

1、異物を飲み込んでの腸閉塞、腸重積

わんちゃんが、誤っておもちゃなどを飲み込んでしまい、腸に詰まったり傷つけたりしてしまうと、腸の壁が傷つけられて、便に血が付くことがあります。

血便の他にも、

  • 元気・食欲がない
  • お腹が腫れる
  • 動きたがらない

といった様子があれば要注意!

また、わんちゃんが腹痛を起こしている時は、お腹を丸めて震えることが多いです。
飼い主がお腹を触ろうとすると「ウ ゙―ッ!!」とうなることも。

遊んでいたおもちゃが無くなってしまっていないか、お散歩で何か拾い食いをしなかったか、人間のご飯の鳥の骨などを丸のみしていないか…など、思い起こしてください。

異物が小さくて便と一緒に排出されればいいのですが、腸の中で詰まってしまうと「腸閉塞」という病気になってしまいます。
また、異物が腸に詰まった状態で、腸が一生懸命に外へ送り出そうとすると、誤って腸が腸の中に入ってしまう(靴下を脱いだ時に裏返しになってしまうような感じです)「腸重積」という病気を起こします。
こうなると、重なってしまった部分の腸に十分な血液がいきわたらないために、その部分が壊死してしまう可能性があります。

腸閉塞や腸重積は、開腹手術が必要となります。
手遅れにならないよう、一刻も早く動物病院に行ってくださいね。

2、腸に寄生虫がいる

犬の便 粘液状 血便

わんちゃんを飼っていると、外部寄生虫のノミ・ダニは気を付けて駆虫をされている方は多いと思います。

わんちゃんが体を掻いていたり、ノミなどは人間も誤って刺したりする場合もありますので余計に気を付けますよね。

しかし、意外と内部寄生虫には目がいかない物。

わんちゃんが下痢や食欲不振になって気づく場合が多いです。

腸の中に寄生虫がいると、軟便や血便が出ます。多いのは「鞭虫症(べんちゅうしょう)」

ほとんどは無症状で済むのですが、大量に寄生してしまうと、大腸が障害を受けて大腸性の下痢になります。

粘液や血の混じった下痢便を少量ずつ何度もするようになったらこの鞭虫症を疑います。
また、この鞭虫はわんちゃんの血を吸って成長するため、わんちゃんに下痢だけでなく貧血の症状も見られます。

また、出血が激しく粘液便でどす黒いタール状の便をする場合は「鉤虫症(こうちゅうしょう)」が考えられます。

腸内に住み着いて、わんちゃんの血を吸って成長します。こちらも下痢だけでなく、貧血の症状が見られます。

特に子犬は重症化することが多く、最悪のケースではショック死する場合があります。

成犬でも慢性的な貧血や体重の減少、毛津やの悪化が見られます。これらの内部寄生虫は、駆虫薬を使用すれば退治できますので、月1回の駆虫薬を忘れないようにしましょう。

最後に

いかがでしたか?

わんちゃんのちょっとした環境の変化でも下痢になることはありますが、長期化していたり、元気・食欲がない場合は要注意です。便の状態はこまめにチェックして、わんちゃんの血便が出た際は、すぐ直るよなんて楽観的にならず、よく観察してくださいね。

下痢や血便を繰り返していても飼い主さんが「またか…」なんてそのままにしておくと、病気の早期発見を逃してしまう事になるかもしれませんよ!

長い記事を読んでくださってありがとうございました。

あなたとその隣にいるわんちゃんがもっともっと両想いで幸せになりますよう、願っています!

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