ご家庭でも余りがちな鶏皮。
カロリーは高いし、見た目が苦手!という方もいらっしゃいますよね。
そんな鶏皮ですが、今日は鶏皮のワンコ用簡単レシピやおすすめ食べ合わせをご紹介します。
鶏皮のワンコへのうれしい栄養素や与える時の注意点、適量などもお伝えしますね!
犬にうれしい!鶏皮のこんな効果!!
鶏皮は、犬に与えても大丈夫な食材です。
ただ、他の食べ物同様、食べ過ぎはいけません。
鶏の皮には、どんな栄養素が入っているのでしょうか?
また、その栄養は犬にとってどんな影響を与えるのでしょう。
鶏の皮に含まれる栄養素と犬への効果
鶏の皮に含まれる主な栄養素とその働きは、次の通りです。
コラーゲン
- 皮膚、筋肉、内臓、骨、関節、目などを健康に保つ
- 心臓病の予防
- カロテン、ビタミンC、ビタミンEとの相乗効果での抗がん作用
ビタミンK
- 血の凝固作用
- 解毒作用
- 骨からカルシウムが溶け出すのを抑制
ビタミンB2
- 炭水化物、脂質、タンパク質の代謝に不可欠
- 皮膚、被毛の健康維持
- 成長促進
- 白内障など眼病の予防
ナイアシン
- 脂質、炭水化物、タンパク質の代謝促進
- 皮膚を保護
不飽和脂肪酸
体内で作ることができないので、食事で摂らなければなりません!
- 皮膚、被毛の健康維持
- 免疫力強化
- アレルギー反応の緩和
犬に鶏皮を与える時に気をつけたいこと
鶏皮の犬へのメリットはわかりましたが、もちろん良いことばかりではありません。
注意すべき点などもきっちり把握しましょう。
犬に鶏皮を与える時の注意点
注意すべき点は、何といってもカロリーが高いということ!
鶏皮のカロリーは497kcal/100gもあるのです。
なので与えすぎは肥満や生活習慣病の原因になりますので、量や頻度に注意しましょう。
あと、調理するときに茹でて脂肪を抜くことがポイントですね。
犬に鶏皮をあげる時の適量は?
ドッグフード3/4位の量にトッピングする場合の目安量です。
- 5kgくらいの小型犬…30g程度
- 10kgくらいの中型犬…50g程度
- 20kgくらいの大型犬…90g程度
これを毎日ではなく、時々あげるようにしましょう。
効果を引き出す!おすすめの食べ合わせ
コラーゲンの効果を引き出すには、ビタミンCやEと一緒に摂取するが良いでしょう。
かぼちゃやキャベツなどですね。
また、オクラや山芋と組み合わせるとスタミナ倍増です!
鶏皮を煮込んでスープにすると、よりコラーゲンを吸収しやすくなり、おすすめです。
(参考:芸文ムック わんこの食べ物辞典)
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簡単!鶏皮レシピ!
ストックもできる便利な鶏皮レシピを2つご紹介します。
コラーゲンスープの作り方
- モモ肉やムネ肉の皮を剥ぎます。
この時、脂は極力取り除くきましょう。 - 皮1枚につき200mlくらいの水で、弱火で半量になるまで煮込みます。
- スープを冷まし、上に浮いた脂を取り除けば完成!
まとめて作って、冷凍保存なんてしておくととっても便利です。
使うときは、これを温めて野菜やスープ作りの時に茹でた鶏皮を入れたりして、ワンコご飯にかけてあげてもいいですね!
スープに使った鶏皮は細かく刻んでスープに入れてもよし、ご飯の上にトッピングしてもよし、鶏皮せんべいにしてもよし!
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鶏皮せんべいの作り方
- 茹でた鶏肉を耐熱容器に入れ、トースターで15分くらい加熱します。
この時、焦げないよう注意しましょう! - 加熱した鶏皮を熱湯にさっとくぐらせ、脂を抜きます。
- キッチンペーパーに取り、水気を取ります。
- さらに電子レンジやトースターで軽く加熱し水分を飛ばして出来上がり!
トースターがない場合は、加熱の部分をフライパンでやってもOK。
フライパンに脂がいっぱい出てきますので、キッチンペーパーなどで取りながらやりましょう。
ちなみに、この脂を鶏油にしているというアイデアママさんもいらっしゃいました!
中華料理などに使えますよね!
鶏皮せんべいは、冷蔵庫で1週間くらい保存できます。
どんなワンコも、しっぽがちぎれるくらい喜ぶ手作り鶏皮おやつです!
どうぞ、おためしあれ!