犬にあげるきゅうりの適量はどのくらい?アレルギーや食べさせる時の3つの注意点

犬 きゅうり アレルギー 適量

パリパリの食感がたまらないきゅうり

ワンちゃんの目の前にきゅうりが置いてあったら、思わずパクっと咥えたくなるかもしれません。
しかし、1日にあげてもいい量はどのくらいなのでしょうか?アレルギーや、注意点も併せて知っておきたいところですよね。

ワンちゃんにあげてもいいきゅうりの量について、アレルギーや食べさせる時の注意点を調べてみました。

1日にどのくらいのきゅうりを食べてもいいの?

犬 きゅうり アレルギー 適量

一般的には、小型犬は1/3本、大型犬は約1本程度と言われています。

ワンちゃんは、人間に比べて野菜を消化する機能が弱いため、ごくわずかな量でも吐き出してしまったり、嫌がったりする可能性もあります。始めは様子を見ながら少量づつ与えてみましょう。

犬が1日に摂取できる栄養素から調べたら、どのくらいきゅうりを食べてもいいの?

きゅうりに含まれる栄養素の数値と、ワンちゃんが摂取してもいい栄養量を比較して調べてみました。

きゅうりは1本が約80gの重さがあり、カリウムが豊富に含まれた野菜で、100gあたりに含まれるカリウムの量は200mgです。
ワンちゃんが1日に摂取してもいいカリウムの量は、体重1kgあたり132gのため、2kg程度の小型犬の場合は、約264gまでとっても大丈夫ということになります。

理論上は、1日に約3本まであげてもいいということになります。

しかし、大型犬ならまだしも、普通に考えて小型犬が1日にきゅうり3本も食べれませんよね・・・
また、きゅうりは95%が水分で出来ており、食物繊維も100gあたり1.1gも含まれているため、3本も食べてしまったら、お腹が緩くなってしまい下痢を起こしてしまう危険性が非常に高いです。

栄養素を摂取できるとか以前の問題になります。

きゅうりはあくまでも、おやつや水分補給的な意味で与えるもので、メインの食事として与えるものではありません。おやつと同じくらいの量を与えてあげることがいいと言われています。

ワンちゃんの健康面を考えると、きゅうりを与える量はシビアに管理したいものですが、きゅうりを加えて歩く姿は、かわいくて思わず癒されてしまうことでしょう。

きゅうりを咥えてる姿に、胸キュンです(人ω・*)

きゅうりを食べさせる時の注意点は3つ!

犬 きゅうり アレルギー 適量

注意点1:きゅうりアレルギーを持った子がいる!

きゅうりはウリ科の野菜の為、スイカメロンなどでアレルギー持っている場合は、与えるのを控えましょう。ウリ科のアレルギーがあるのかわからない場合は、ひとかけらだけ与えるなど様子を見てください。

もしも、アレルギーを発症してしまうと以下の症状が出てしまいます。

・下痢
・嘔吐
・毛が抜ける
・アトピー性皮膚炎
・目が赤くなる など

ワンちゃんに辛い思いをさせないようにするためにも、どんなアレルギーを持っているか知っておくといいですね。

インターネットなどで、アレルギーを発症する可能性のある食材を調べてみるのもいいですが、理想は、動物病院で行っているアレルギー検査を受けることだと思います。

費用は2〜3万円ほどかかります。しかし、ワンちゃんの命の重さはお金に変えられないです。

注意点2:きゅうりは丸ごとあげちゃダメ!

ワンちゃんは、食事の際にあまり噛まずに飲み込んでしまうことがほとんどです。
そのため、丸ごと与えてしまうと喉に詰まらせてしまう危険性があります。
必ず、小さく刻んでから与えてあげましょう。

もし、あなたのワンちゃんが肥満気味であれば、きゅうりをすりおろすか、細かく叩いてから与えてあげましょう。きゅうりには、ダイエット効果のある成分の「ホスホリパーゼ」が含まれており、すりおろしたり、細かく叩くことでホスホリパーゼが体内に吸収されやすくなるのだそうです。

注意点3:もちろん食べ過ぎもダメ!

ワンちゃんがおいしそうに食べるからつい、たくさん与えてしまった・・・はNGです!

始めにもお伝えしましたが、人間とは違い、犬は野菜を消化する力が弱いと言われています。きゅうりに限らずですが、たくさんの量の野菜を与えてしまうと、消化不良を起こしたり、下痢嘔吐してしまう危険性が非常に高いです。

また、きゅうりに含まれる食物繊維により、下痢や嘔吐をしてしまったり、豊富に含まれるカリウムの影響で、高カリウム血症を発症する危険性があります。

食べている時はおいしそうにしていても、食後にワンちゃんが苦しんでしまうケースも十分に想定できますので、与え過ぎはいけません。

あくまでも、きゅうりはおやつや水分補給のための食べ物として認識しましょう。

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