犬が魚や魚の骨を食べるのは大丈夫?アレルギーの可能性や与える際の注意点

魚 魚の骨 アレルギー

魚の骨と言うと、なんとなく犬より猫が好きなイメージはありませんか?
そして、犬は魚よりも肉を好むイメージがあります( ・`ー・´)

気づいたら、おばあちゃんがワンちゃんに魚をあげていたなんて話もあるようですが、
犬が魚やその骨を食べても大丈夫なのでしょうか。
また、犬が魚を食べることでアレルギーを起こす可能性があるのかも気になるところです。

今回は、

  • 犬が魚や魚の骨を食べても大丈夫なのか?
  • 魚やその骨でアレルギーを起こす可能性はあるのか?

についてご紹介したいと思います。

犬が魚や魚の骨を食べるのは大丈夫なの?

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犬は、魚や魚の骨を食べても問題はありませんヾ(*・∀・)/
元々、犬は肉食動物であったため、魚をよく食べていたと言われています。
肉にアレルギーを持つワンちゃん用のドッグフードには魚が使われているほどです。

また、犬に魚を食べさせることで以下のような効果が期待できます。

・マグネシウム
肥満や糖尿病予防効果を発揮するとともに、高血圧予防にも効果があります。

・カルシウム
骨を強くするとともに、神経系の働きを穏やかに整える効果があります。

・タウリン
動脈硬化や心疾患予防効果があります。

・ビタミン
代謝をあげる働きを持ち、骨を強化する効果と貧血予防効果があります。
犬の体で生成できないため、食事で摂らなければなりません。

・たんぱく質
皮膚や毛を生成するとともに健やかに保つ効果と、免疫力を高める効果があります。

魚や魚の骨を食べることで、ワンちゃんの健康を保つ効果があることがわかりました。
しかし、食べさせる際に注意しなければならない点があります。

魚や魚の骨を食べさせるときに注意すべき2つのポイント

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注意点 その1:黄色脂肪症

主に、青魚の食べ過ぎにより発症する病気です。
不和脂肪酸が消化しきれずに残ってしまい、酸化すると発症してしまいます。
腹部に脂肪のしこりができたり、食欲低下発熱などの症状がでます。

注意点 その2:骨が犬の体に刺さらないようにする

骨自体に毒があるわけでないので食べるのは問題ありません。
しかし、犬はあまり咀嚼をせずに食べ物を飲み込んでしまう生き物です。

そのため、魚の骨をそのまま飲み込んでしまい、喉や体内に骨が刺さってしまう危険性があるのです(ノ◇≦。)
喉や食道などに、魚の骨が刺さってしまうと以下のような症状が出る場合があります。

  • 喉が腫れてしまう
  • 消化不良
  • 下痢
  • 嗚咽
  • 苦しそうにする
  • 食道梗塞

犬は、肉や魚を溶かす酸の働きが活発な生き物です。
小さな骨や細い骨などは酸が溶かしてくれるかと思いますが、大きい骨や太い骨は溶かしきれず体内に残ってしまう危険性が高いです。

魚の骨はある程度取り除いてから食べさせるのがベターでしょう(人ω・*)

お魚のいい香りにつられて、食事をとるワンちゃんは可愛いですね♪
https://twitter.com/HapochiHapochi1/status/784705106642018305

犬は魚や魚の骨でアレルギーを起こす可能性はあるの?

魚や魚の骨で犬がアレルギーを起こす可能性はあります。
基本的に、犬は食材にたんぱく質が含まれている場合、アレルギーの危険性があるのです。

アレルギーを起こすと以下のような症状が出ると言われています。

  • ウンチが緩くなる
  • 下痢
  • 嘔吐
  • 皮膚が痒くなる など

そのため、犬に魚や魚の骨を食べさせるときは注意が必要と言えます。
もし、犬が魚を食べて上記のようなアレルギーを起こした場合は、すぐにお医者さんに連れて行ってください。

アレルギーだけでなく寄生虫にも注意?!

魚や魚の骨を加熱してから犬に食べさせる分には問題ありません。
しかし、生の魚を与える場合は、寄生虫にも注意が必要です。

養殖の魚の場合は、寄生虫のリスクが少ないです。
天然物の魚や、家族で釣った魚などには寄生虫がわいている危険性が高いのです。

特にアユやウナギなどの淡水魚は、寄生虫が多くわいていると言われ、人間でも寄生虫の影響を受ける危険性があるほどです。

寄生虫に侵されると、食中毒や下痢の危険性があります。
生魚は、数日間は冷凍保存して、寄生虫を死なせてから食べるようにしましょう。

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