『もう悩まない!愛犬のための保険選びの4ステップ!!』
愛犬の医療費ってバカになりません。それが突然の出費の場合なら特に!
そこで、ついつい後回しにしがちな【愛犬のためのペット保険選び】を4ステップで解説していきます。
失敗しない保険選びのために是非役立ててください。
- STEP1:加入条件と更新条件を見てみよう←今ココ
- STEP2:補償内容で必ずチェックするべき4つの項目
- STEP3:ズバリ!犬種別の保険料の目安と3つの注意点
- STEP4:保険金の請求方法が最後の決め手 !?
このペット保険、なかなか良さそう!
あれ?でも・・・うちのワンちゃん入れないじゃない?!
というようなことがあります。
そうです。人間の保険と同じくペット保険にも「加入条件」というものがあります。
また、加入はできたものの、ワンちゃんの状況を考えると「継続するメリットがない」とか「更新が出来ない」なんて状況も避けたいもの。
そこで、ここでは加入条件と更新条件に関する要チェック項目を3つあげていきます。
STEP1:加入条件と更新条件を見てみよう
加入条件と更新条件には、主に【年齢】と【病気・ケガの履歴】(既往症)が関わってきます。
それぞれについて見ていきましょう。
条件①:年齢
ペット保険には、年齢に関する2つの設定があります。
- 保険加入ができる年齢
- 契約更新ができる年齢
主な保険会社のものを比較すると、この通り。
保険会社名 | 加入できる年齢 | 更新できる年齢 |
アニコム損保 | 7歳11ヶ月 | 終身 |
ペットメディカルサポート(PS保険) | 9歳未満 | 終身 |
アクサダイレクト | 満8歳まで | 終身 |
ペット&ファミリー少額短期保険 | 生後45日から満7歳以下 | 終身 |
アイペット損害保険 | 12歳11ヶ月 | 終身 |
ドコモのペット保険 | トータルケア:8歳11ヶ月 | 終身 |
手術ケア:12歳11ヶ月 | 終身 | |
日本アニマル倶楽部(プリズムコール) | 生後60日から9歳未満 | 終身(小・中型犬は15歳以降、大型犬は12歳位以降シニアプランに自動切り替え) |
ペッツベスト少額短期保険 | 16歳11ヶ月まで | 17歳未満 |
もっとぎゅっと少額短期保険 | 9歳未満 | 終身 |
FPC | 生後30日から9歳未満 | 終身 |
ガーデン少額短期保険 | 生後31日から満11歳未満 | 満20歳まで |
あんしんペット保険 | 生後31日から満11歳未満 | 満20歳まで |
au損保ペット保険 | 生後30日から10歳まで | 終身 |
加入については、「シニア犬のくくりとされる8~9歳以降は加入できない保険が半分以上」というのが現状です。
そして更新については、上記の表でもわかるように、ほとんどの保険会社は契約可能年齢が終身ですが、年齢の規定がある保険もあります。
例えば、高齢犬が年齢的にギリギリ加入できる保険に入ったとします。
しかし翌年には更新可能年齢から外れてしまい契約更新できず、契約解除、ということもありえますので、注意が必要です(ペッツベストなど)。
そういったことを考えると、次の2点をまずは基本方針とするのがよいです。
- 保険加入はなるべく若い方がよい
- 年齢が上がってからの加入は終身のものを選ぶ
⇒シニア犬のペット保険選びの記事へカードリンク☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
条件②:病気・ケガの履歴
人間の保険同様、保険加入に当たっては愛犬の過去・現在の健康状態を告知する「告知義務」があります。
もし告知をしなかったり嘘の告知をしたことが発覚すれば、契約解除や補償が受けられないということになります。
病気や怪我の履歴によっては条件付きの保険加入になったり、もちろん加入ができないということもあります。
注意してください。
また、だいたいどこの保険会社も、下記の疾患については審査が厳しくなります。
先天性のものや予防注射で防げたもの、また再発性や合併症の可能性の高いものです。
- 心疾患
- 腎疾患
- 副腎疾患
- 肝胆疾患
- 脳、神経疾患
- 甲状腺疾患
- 免疫機能障害
- 糖尿病
- 悪性腫瘍
- 先天性異常
- ホルネル症候群
- フィラリア感染症
- 椎間板ヘルニア など
ただ、実際にこういった症状をどこまで受け入れるのかは各保険会社の判断となります。
保険加入を考えているのであれば、自己判断をせずにとにかく審査を受けてみると良いでしょう。
また、高齢犬を受け入れている保険では、健康診断書の提出が必須な場合もあります。
その他の加入条件
この他にも、
- 生後31~120日以上経っているか
- 加入予定日の1年前までにワクチン接種を済ませているか
- 犬が仕事(狩猟や介護など)に従事していないか
…など、各社それぞれの加入条件が決められています。
各社の資料をよくチェックしておきましょう。
そして、ここで既往歴にも関係する2つのチェック項目について加えて説明しておきますね。
★「待機期間」も要チェック
また、愛犬に既往症がある場合に少し気をつけた方がいい点として、「待機期間」というものがあります。
契約初年度の、契約が始まった日から約1ヶ月ほどを「待機期間」と呼び、この期間に起こった病気やケガは補償の対象外となります。
つまり、加入後1ヶ月ほどはケガや病気をしてもその治療費は補償されないということです。
会社によっては、病気・ケガの履歴によって待機期間の長さが変わることもありますので、気になる場合は確認してみましょう。
★治療に関する免責事項も要チェック
病気・ケガの履歴についての更新の際の注意点として、保険会社によっては「次年度以降に特定の病気に対して追加される免責」があります。
例えば、ある疾患で現契約期間内に多額の補償を受けた場合、次回の更新時には同じ病気での治療は対象外になるというケースです。
それなら保険を切り替えればいいんじゃ?
いえ。
この場合、この疾患で保険が効かないからといって他の保険に乗り換えるとしてもその疾患は既往症扱いになります。
つまり、補償対象外、場合によっては加入条件に引っかかることもあり得るので、事前にチェックしておく必要があるんですね。
病気がちな犬のためのペット保険選びへのリンク☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
まとめておきましょう!ペット保険の加入条件に関する3つのポイント
さて。
少し細かい点にも触れましたが、ペット保険の加入を考えておられる方にお伝えするべき要点は簡潔に言うなら次の通り。
《保険加入の3点ポイント》
- 保険加入するならなるべく若いうちに
- 高齢になるほど、終身のものがおすすめ。
- 加入条件だけじゃなく、更新条件もチェックしよう!
では、加入条件・更新条件がチェック出来たところで、次に最も大事なペット保険の補償内容の話に移りましょう。