子犬をお家に迎えたのはいいけど、部屋のあちこちでうんちやおしっこをされて汚れてしまったり、撫でてあげたいのに手には噛まれた傷がいっぱいだったり、ワンワン吠えられて止まらない…なんてことありませんか?
今回の記事は、しつけにおいて最も悩む方が多いトイレの教え方・甘噛みの癖、興奮して吠える場合の対応方法をお伝えします!
うちの子はしつけがなってなくてダメなのよ~なんて言っている飼い主さん、実はその言葉そっくりそのままあなたに当てはまります。
うちの飼い主さんは、私をしつけられなくてダメなのよ~と、わんちゃんに言われているかもしれません。
これを読めば、だれからも愛される、しつけが行き通った、幸せいっぱいのわんちゃんになりますよ!
読みたい所へジャンプ
トイレの教え方

野生のわんちゃんでは、トイレは一か所でする必要はありませんでした。
好きな場所で、好きなタイミングで。
しかし、人間と一緒に暮らすと、好き勝手にやられては人間が困ります。
ここで間違ってはいけないのが「わんちゃんがトイレを勝手に覚える」と思っている方。
わんちゃんは教えなければトイレは覚えないと思いましょう。
では、どのように教えれば良いのか、コツを教えますね。
わんちゃんがトイレに行きたくなるタイミングで、トイレに連れて行くことです。
そのわんちゃんがトイレに行きたくなるタイミングは
- 寝起き
- ご飯を食べた後
経験上、この時間帯が最も多いです。
ですから、そのタイミングを見計らって、飼い主の方からトイレに連れて行って「おしっこでるかな~」「うんちでるかな~」と声をかけてあげてください。
前に出たおしっこやうんちを少しトイレに残しておくと、臭いでここはおしっこうんちをする場所と認識する事もあります。
始めはばらばらの場所にしていたわんちゃんも、1回でもちょうどタイミングが合って、トイレの場所ですることがあると思います。
その時に、大げさなくらい、全身全霊を込めて、ほめて、ほめて、ほめまくる!!
そうすると、ほめられたわんちゃんは嬉しくて、もっとほめられたいと思います。
そしてトイレで成功してまたほめてもらえる。
この成功体験を繰り返すことで、わんちゃんはトイレの場所を覚えていきます。
また、失敗しても絶対に怒らないでください。
「おしっこやうんちをすると飼い主に怒られる」と間違った因果関係をインプットされてしまうと、飼い主さんが探さないとわからないような隠れた部屋の場所でおしっこやうんちをするようになり、修正するのにとても大変です。
失敗した時は何事もなかったかのようにふき取って終了。
においがその場所に残っていると繰り返し同じ場所でするかもしれませんので、きれいに掃除しましょうね。
治したい甘噛みの癖

わんちゃんをさわろうと思ったら、ガジガジ噛まれてしまう…
ダメと言っても、全然聞いてくれない。
むしろ楽しんで遊んでいるように見える…
こんな経験ありませんか?
甘噛みをずっと続けていると、成犬になった時に、知らない人に噛んでしまうことにつながりかねません。
甘噛みをし始めるのは、歯がかゆい証拠。
生後4カ月ぐらいは、わんちゃんに歯が生え始める時期です。
この時期はどうしても歯がかゆくなり、何か噛みたくなってしまう。
その時に人間の手があれば、「噛んでしまえ~!」となりますよね。
もし、手を噛んできたら毅然とした態度と声で「ダメ」と伝えましょう。
そして、叱った後で噛むのをやめた場合は、大げさにほめてあげましょう。
遊びの延長で「ダメだよ~」なんて優しい声だと、遊んでもらっていると勘違いして、もっとガジガジ噛まれる可能性も。
しかし、ダメと言って、歯がかゆいのに何も噛めないわんちゃんはストレスをためてしまいます。
そこで「噛んでも良いおもちゃをあげる」。
一緒になって、おもちゃでいっぱい遊んであげる。
これで十分なのですよ!
興奮して吠える場合の対応

遊びがヒートアップして、吠え続けてしまうことはありませんか?
あまり吠えると近所にも迷惑ですし、相手を怖がらせてしまうかもしれませんね。
大きな声を出してもわんちゃんに聞こえづらくなってしまいますよね。
そんな時は、興奮している遊びからわんちゃんを引き離してください。
そして、飼い主さんが低い声で話しかけ、伏せなどをさせて落ち着かせてあげる。
もっと遊びたくても、吠える=飼い主に遊びをやめさせられると理解すれば、興奮して吠え続けることはなくなります。
また、飼い主さんが帰ってきたときも、嬉しくて嬉しくて吠えてしまうわんちゃんもいると思います。
飼い主さんもわんちゃんと離れていて寂しい気持ちから、大きな声をかけて必要以上に撫でてしまうと、わんちゃんが興奮して吠えてしまう原因になります。
ここはぐっとこらえて、わんちゃんが落ち着くまで待ちましょう。
そして優しい声で撫でてあげてくださいね。
遊びに誘ってわんわん吠えてしまうわんちゃんもいると思います。
しかし、吠えてしまうから、じゃあ遊んで吠えるのをやめさせようとはしないでください。
そうすると、吠えれば飼い主さんが遊んでくれると勘違いしてしまいます。
吠えて誘ってきたときは、わんちゃんを無視するか、わんちゃんの視界から消えてください。
そして吠えなくなった時に、飼い主さんの方から遊びに誘ってあげてください。
遊びの主導権は飼い主さんが握ることが重要ですよ。
最後に
いかがでしたか?
子犬のしつけで一番困るのトイレのしつけの仕方や、甘噛みや吠える場合の対処法が分かって頂けたと思います。
しつけをすることで人間とわんちゃんと一緒になって幸せな毎日を送って欲しいですよね。
長い記事を読んでくださってありがとうございました。
あなたとその隣にいるわんちゃんがもっともっと両想いで幸せになりますよう、願っています!