皆さんは愛犬のしつけの際、どんなコマンドを使っていますか?
ここは日本なので、多くの方は日本語でしつけていることでしょう。
ただ、英語やドイツ語でしつけることには、実は見逃せないメリットがあったのです。
そのせいか、最近、英語でのコマンドを取り入れる飼い主さんも増えてきているとのこと。
ここでは犬へのトレーニングについて、日本語・外国語のコマンドのメリット・デメリットを見てみます。
また、基本的なコマンドの単語の一覧もご用意しましたよ!
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犬の特性とコマンドのポイント
犬をしつける時に、犬に向かってかける言葉がコマンドです。
コマンドにどんな言葉を使うと効果的なのか、というのは、次にある犬の特性に関係してきます。
犬はいくつもの言葉を覚えることは難しく、また犬は母音(a、i、u、e、o)しか聞き取ることができないと言われています。
そのため、犬へのコマンドは
・はっきりと
・ジェスチャーをつけてわかりやすく
・周りの人が統一して使う
この4点がキーポイントとなります。

日本語・外国語のコマンドのメリット・デメリット
では、犬の特性とコマンドのポイントを理解したところで、日本語・外国語それぞれのコマンドについて見ていきましょう。
日本語のコマンドのメリット・デメリット
《日本語のコマンドのメリット》
・日常生活で使う言葉なので、飼い主さんは覚えやすい。
=飼い主さん側へのメリット
《日本語のコマンドのデメリット》
・日本語は一つのコマンドに様々な意味があるため、犬が理解しにくい。
(例)「待て」「まだ」や「来い」「おいで」など
=犬へのデメリット
外国語のコマンドのメリット・デメリット
《外国語のコマンドのメリット》
・外国語の方が短い単語として、そして音として入りやすいので、犬は覚えやすい。
外国語とジェスチャーを組み合わせると効果的です。
・日本語のような多様な言いまわしがないので、言葉を統一しやすい。
・私達の日常語ではないので、日常会話の中にコマンドの言葉が入らない。
=犬へのメリット
《外国語のコマンドのデメリット》
・私達にとって日常的に使う言葉ではないので、覚えなければならない。
=飼い主さんへのデメリット
犬へのコマンドにおいて大切なのは、「犬が覚えやすいこと」です。
飼い主さんへのデメリットとして、「外国語のコマンドだと飼い主さんが覚えなければならない」というのがありますが、新たに覚えなければならないのは犬も一緒ですよね。
このように、外国語でのコマンドには、犬にとってのメリットというのが多く見受けられます。

日本語・英語・ドイツ語 コマンド一覧
日本語・英語・ドイツ語のコマンドの一覧です。
ここにあるのはあくまで一例です。
実際、海外生活の方のコマンドを聞いていると、中にはそのご家族ならではのルールがあったりします。
ようは、犬にとってブレない・わかりやすい音であることが大事ということです。
☆表挿入
https://docs.google.com/document/d/1a_kQAzTGNsmiBbeS9s_SAEgeF0KOeKrFTW3uva1Zd9s/edit
私たちも、英語やドイツ語を覚えるきっかけになりますよね。
今後のトレーニングに、活かして見てはいかがでしょう!?