犬の散歩のしつけ方!散歩コースの選び方や外でのトイレの注意点!ひどく吠えるときはどうする?

散歩 コース 注意点 吠える

ワンコの散歩、みなさんはどのようにしていますか?
毎日のことなので、さほど気にしていない方も多いかもしれません。

しかし毎日のことだからこそ、気をつけたいことがいっぱい!

ここでは犬の散歩コース選びや時間のこと、また、外でのトイレの注意点や吠える時の対処に焦点をあててみていきます。

犬の散歩のキーワードは、『コース・時間・タイミングはランダムに!』

犬の散歩のコースは決まっていますか?
もしいつも同じコースに決まってしまっている場合、犬がコースを覚えてしまっていて、犬が自由に先導して歩いていませんか?

散歩コースが決まっていると、こうなるケースが多々あります。
また、いつも同じ散歩コースだと、犬が受ける刺激も少なくなるため、社会性が身につきにくかったり、脳の衰えを加速させてしまったり。
実は主従関係維持のためにも、犬の散歩コースは毎日変えた方がいいのです。

散歩 コース 注意点 吠える

犬の散歩の基本はリーダーウォーク!

リーダーウォークとは、犬が飼い主さんの横を付かず離れず寄り添って歩くことです。
散歩の基本というか、しつけの基本でもあるでしょう。

リーダーウォークができないと、車や人、犬など相手のある事故に巻き込まれたり、また、拾い食いや引っ張り癖が原因で首や脳に障害が起こるなど、犬自身の健康を脅かす危険も出てきます。

↓↓リーダーウォークをしつけたいのだけど…引っ張り癖に関してはこちら

お散歩コースを毎日変えることでのメリット

  • 主従関係の構築
  • 犬は飼い主さんについていくことに集中するため、他が気にならなくなる。
    (他の犬や人に向かって吠えたり拾い食いのリスクが減る)
  • 犬と飼い主さんの濃厚なコミュニケーションとなり、犬のストレス解消に繋がる。
  • 犬の問題行動が減り、飼い主さんのストレスも軽減。
  • 犬への刺激が多くなり、脳も活性化に効果的。
    (いろんな匂い、音、人、犬、道の感覚など)

飼い主さんも、散歩時は犬を常に意識してあげましょう。
そして、声掛け、歩くスピードを変える、また、散歩の途中で「マテ!」などのコマンドを出すなど、積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう。

そんなにたくさん散歩コースがとれないような周辺環境であった場合は、そのコースを逆から回ったり、歩くスピードやコマンドを変化させてみましょう。

お散歩の「時間」

散歩コース同様、時間帯・回数・どのくらいの時間散歩するか、といったことは毎日変えた方が良いです。
なぜなら、犬の持つ時間の感覚はとても優れているといいます。
時間が決まっていると、その時間になると犬は興奮して要求吠えをしたり、もし行けなかった場合に大きなストレスを感じます。
また、飼い主さんのリーダーシップ維持のためにも、「飼い主さんが散歩に行くと決めた時に行く!」という姿勢が大切です。

これは次にある犬の「外でのトイレ」についても関係してきます。

散歩 コース 注意点 吠える

犬の外でのトイレについて

外でのトイレは、あまりメリットがありません。
日本警察犬協会でも、これについて指摘しています。

外でのトイレのデメリット

トイレを外でしかしないと、どんなことがあっても外で排泄することになり、毎日朝夕2回、トイレも兼ねて散歩に行くというパターンになります。
実際、朝・夕の散歩時間近くになると犬は散歩のための要求吠えをするようになってしまうこともあるようです。
それで散歩に行くと「吠えれば飼い主が対応する」=「飼い主をしつけたぞ!」と主従関係が逆転してしまいます。

そして、いざ外へ行くとマーキング、マーキングで犬の言いなりになりがちで、犬には「縄張り意識」と「権勢本能」を強化させてしまう、といいます。
(参考:日本警察犬協会HP「犬との共生に必要なマナー」

犬が外で排泄することのデメリットをまとめました。

  • 主従関係が逆転する要素を持っている。
  • 雨でも台風でも散歩に行かなくてはならない。
  • 歳をとって足腰が弱くなったり、また病気などで寝たきりなどになった場合、排泄が難しくなる。
  • 万が一の災害時の避難時に、犬が対応できなくなる。
  • 公共の場を汚してしまう。

トイレは外派!というワンコも多いと思います。
しかし、飼い主さんは以上のデメリットを踏まえた上で、外での排泄をもう一度考え直した方がいいかもしれませんね。

外でのトイレでの注意点

  • 周囲の迷惑にならないように!
  • 不快な思いをさせないように!
  • 主従関係の逆転に注意!
  • ワンコのためにも、緊急時・老後を考えて室内でも出来るようにしておくと良い!

周囲に迷惑をかけないためにも!外での犬のトイレ方法

 

《用意するもの》

  • ビニール袋
  • トイレットペーパーを折りたたんだもの 数セット
  • ペットボトルに水
  • ペットシーツ
  • ビニール袋を引っ掛ける犬のトイレグッズ

↓↓こんな感じの物です。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/eco-11/og-eco-0002.html?sc_e=slga_pla

お散歩前に、あらかじめこのトイレグッズの輪っかの部分にビニール袋を引っ掛け、中に大きめにトイレットペーパーを敷く。
↓↓↓
いざ、お散歩で犬が踏ん張りそうになった時、お尻の下にこれを持っていき、便をその中に落とす。

数枚持っているペーパーは、お尻を拭いたりもう一回!なんていう時、また、袋を外してしてしまった時などに使います。

この方法は、便によって道を汚すこともなく、また雨天時も問題なく回収することができます。
また、トイレットペーパーを敷くことで、便はトイレットペーパーの中に落ちるので、帰宅後トイレに流すこともできます。

おしっこに関しては

  • 人様の迷惑にならないような場所があればそこでお水をかける
  • ペットシーツを持ち歩き外でもペットシーツにさせる

…という気配りが必須です。

散歩中に犬が吠えて困った!

犬が吠える理由は、だいたいこの5つが原因です。

  • 警戒
  • 恐怖
  • 興奮
  • 要求
  • ストレス
散歩 コース 注意点 吠える

散歩中は、愛犬にとってこの5つの対象になりそうなものを気づかせないようにしましょう。
方向転換してもよし、飼い主さんが声をかけたりおもちゃを使って気持ちをそらせてあげるなどして、注意をそらせましょう。

また、いざ気づいてしまっていたら、そこで「オスワリ」や「フセ」などコマンドを出し、落ち着かせましょう。
そして吠えないで入られたら、いっぱい褒めてあげてください。
何れにしても、愛犬と飼い主さんの間でのしっかりとした主従関係ができていることが前提です。

最近では、超音波や音を使ったしつけ用品も多く販売されています。
携帯可能なものがほとんどで、散歩中などで絶妙なタイミングに犬にサインを送ることができます。

愛犬のお散歩は日常生活の一部です。
ワンコのこと、周囲のことを考えて、良識ある行動を取りたいものです。

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