我が家には9歳になった赤柴がいます。
まだ彼が子犬の頃は寒い地域に住んでいて、家の外に動物が出ることもあったりする環境だったので、ずっとそのまま室内飼いです。
最近では、室内暮らしの柴犬も増えてきました。
それでも、「え?家の中で柴犬同居?」と驚かれることもしばしば。
ここでは、柴犬の室内飼いのことと、それに伴う柴犬ならではの『柴ルール』について、現在進行形の我が家の体験談と共にお話しします。
柴犬の生活面での特徴と、「外飼いがいい」と言われる理由
なんで外飼いが適していると言われるのか、それは柴犬の持つこんな特徴があるからです。
・活発で運動量が多い。
必要とする運動量が多いので、外飼いの方が比較的自由に動けていい。
・日本古来の品種なので、日本の気候に適した体質で体も丈夫。
・年2回(春先・秋口)換毛期がある。
とにかく抜け毛が凄く、室内だと家中毛だらけで管理が大変!
・過剰に構われることを嫌う。
外で家族との良い距離感を保て、自分の時間が持てる。
また、柴犬らしい「番犬」としての判断力や毅然とした態度が身に付くことも、外飼いのメリットでしょう。
家の中にいる我が子、♫ピンポン♫と鳴ったり何か外で音がした時には番犬反応をしますが、何せとてもビビリなのが気になります。
外犬だったら、もう少し色んな音や状況に動じなくなっていたかもしれません。
柴犬を室内飼いするには。。。
気が強くて、室内飼いが難しいというイメージもある柴犬。
室内飼いを躊躇する方も多いと思います。
確かに柴犬は警戒心も強く、性格的に室内飼いは難しいと言われています。
しかし、
- 子犬の頃から人や他の犬と触れ合って慣れさせること
- しつけによってきっちり上下関係を築くこと
ここを押さえれば、その点では特に問題ないでしょう。
室内飼いのメリット!
これは柴に限ったことではありませんが、室内の方が、寿命が長くなるといいます。
それは、室内で暮らすことのよって、ノミやダニ・寄生虫・蚊が原因のフィラリアなどの危険が減るからです。
また、柴犬は比較的体が強いとされていますが、アレルギー性皮膚炎や白内障・角膜炎など、なりやすい病気もいくつかあります。
室内飼いで飼い主さんと一緒にいる時間が長くなることから、こういった体の不調や異変にも気づきやすくなります。
柴犬と一緒に室内暮らし『柴ルール』
柴犬を室内飼いする時に気をつけたいことをまとめました。
室内飼いの場合は、日々十分な散歩をさせてあげましょう!
運動量の多い犬種です。
運動不足による肥満やストレスの蓄積をなくしてあげましょう。
自分だけの居場所を作ってあげましょう
その子の性格にもよりますが、多くの柴は、目立たないひとりになれる居場所が必要です。
それはできれば、玄関など外との出入り口が見える「パトロール」も出来るような場所がおすすめです。
かまいすぎず、ひとりの時間も尊重してあげましょう
柴犬には、ひとりで落ち着いて過ごす時間が大切です。
そんなときは、放っといてあげて下さい。
過剰にかまったり甘やかすことは、柴犬にとってストレスになることも多いのです。
ベタベタくっつかない、程よい「柴距離」を保ちましょう。
毛のお手入れは、ぬかりなく!
室内で飼っていると、外よりも温度変化が少ないせいか、少し緩和されるようです。
…とはいえ、大変。
こまめなブラッシングとコロコロとは必需品です。
プロは何種類かのブラシを使い分けてブラッシングをするそうです。
↓↓こちら、プロの方によるとてもわかりやすいブラッシング↓↓
http://www.steppets-shiba.com/trimming/watage/
ただ、このように大変なので、室内飼いしているお家は、けっこうトリミングサロンでシャンプーとブラッシングをしてもらっているケースも多いですよ。
室内飼いする場合は、他にもトイレトレーニングなども必要になってきます。
↓↓しつけの時期やしつけ方については↓↓
昨今の住宅事情で、室内飼いを考える方も多いでしょう。
その柴ちゃんの個性にもよりますが、少しでも参考になって幸せなワンコが増えればな、と願います。