犬の下痢や嘔吐を伴う発熱の原因は?疑うべき病気と取るべき対処法

下痢 嘔吐 発熱 原因

犬の下痢嘔吐は、眼に見えますよね。
よって、下痢や嘔吐は、確認のしやすい症状だと思います。
この二つの症状が一度に出た場合、ワンちゃんの熱を測ってみてください。
下痢や嘔吐を伴う発熱は、病気の可能性があります。
どんな病気を疑えばいいのか、取るべき対策ってどんなことなのかを考えてみましょう。

今回のテーマは「犬の下痢や嘔吐を伴う発熱の原因は?疑うべき病気と取るべき対処法」です。

犬の下痢や嘔吐を伴う発熱の原因は?

下痢 嘔吐 発熱 原因
  • ワンちゃんが、下痢をした。
  • ワンちゃんが、嘔吐した。
  • ワンちゃんが、発熱した。

というように、症状が一つだけなら心配することは無い場合が多いでしょう。
なぜならワンちゃんというのは、良く下痢をしたり、嘔吐したり、発熱するからです。

これらすべての症状が一度に出たときは「病気」を疑った方が、良いでしょう。
下痢や嘔吐を伴った発熱の場合は、「消化器系の病気」が原因の疑いが大きいです。
中には、他の病気が原因の可能性もあります。

下痢、嘔吐、発熱の症状が一度に出た場合は、すぐに獣医にご相談されることをおすすめします。
素人判断で、様子を見ようとしないでくださいね。

犬の下痢や嘔吐を伴う発熱の疑うべき病気は?

下痢 嘔吐 発熱 原因

ワンちゃんの平熱は、人間より少し高めです。
38度から39度が平熱と言われていますので、40度から41度を超えたら病気の可能性が高いです。

気管支炎・肺炎・膀胱炎・感染症・熱中症・中毒・代謝疾患・肝臓病・伝染病・アレルギーetc
さまざまな病気が、考えられます。

腹部に痛みを伴う場合は

腹部に痛みのある場合は、熱があるのに動き回ったりします。
熱があるのに、動けるくらい元気!なのではなくて、寝ていられないほどに痛いのです。
この場合は、表情が元気なときとは違うと思いますので、良く観察してください。
痛みで気絶する場合もありますので、すぐに獣医に連絡して病院へ行ってください。

体重が減ってしまった場合は

下痢と嘔吐があり、そのうえ発熱があって、食欲が数日間ない場合。
体重が減少している場合は、まず大きな病気の可能性が高いです。
早期発見ですと、助かる場合もありますので、すぐに獣医に連絡して病院へ行ってください。

犬の下痢や嘔吐を伴う発熱の取るべき対処法は?

下痢、嘔吐、発熱と言っても、原因や病名で対処法は違うと思います。
ですが獣医に診せに行く前に、やっておくことがあります。

  • 下痢、嘔吐、発熱を発見したら、獣医に診せに行くまでの間は絶食させてみてください。
  • 下痢や嘔吐の回数、時間、色、状態をメモしましょう。写真を撮っておくと便利だと思いますよ。(^^)/
  • 犬用の体温計があれば、熱を測ってください。
  • 病院へ行く前に、獣医に電話して対処方法を問い合わせてください。

絶食

絶食は、胃腸を休めるためもありますし、検査がしやすくなります。
内容物が残っていると、出来ない検査もありますので、最後に食べた時間が分かればメモしておきましょう。

絶水

絶水も時には必要ですが、ケースバイケースなので、獣医に問い合わせしてから行う方が良いと思います。
水を飲んで水を吐くような場合は、氷を舐めさせてあげると落ち着くことがあります。

内容物は持ち込みましょう

下痢も嘔吐も、内容物を病院へ持ち込むと、より早く治療方法が見つかる場合があります。
少量で大丈夫なので、スポイトなどで持って行くと良いですね。(^_-)-☆

動物病院では注射器みたいな形のスポイトを、きっと無料でくださると思います。
もしも有料だったら、ごめんなさい。<(_ _)>

数本、色んなサイズをストックしておくと、便利に使えるときがありますよ。(^^♪
錠剤のまま飲み込めなくなったとき、粉薬にして水に溶いて飲ませることも出来るので便利ですよ。

我が家の場合の対処法

私の場合は、写真を撮り獣医にメールで送っておいてから電話しています。
「こんなのを、吐きました。」と連絡すると、色と量で対処方法を教えてくださいます。
下痢の場合は、スポイトなどで少量を持ち込むと検査してくれるので取っておきます。

そしてすぐに病院へ連れて行くべきか、明日でも良いのかを相談します。

県外にいるときに異常が表れた場合も、最初に主治医である獣医に電話しました。
そしてすぐに獣医に診せて治療が必要だと思うと言われたので、その場所から近い病院を探して連れて行ったことがあります。

対処方法は電話で聞いてみましょう

どこの病院でも、電話での相談は無料だと思います。
時間外診療や救急の動物病院は、診察料金が非常に高いケースも多いです。
ですから、まずは主治医に連絡してみましょう。

間違った対応をしてしまって後悔するより、ずっと良いですよ!(⌒∇⌒)

余談ですが、主治医以外に診てもらった場合は、主治医宛に治療内容を書いてもらえるようお願いしましょう。
続けて治療が必要な場合、再検査の手間が省けます。

ワンちゃんの下痢・嘔吐に伴った発熱は、様々な病気が疑われることが分かりましたよね。
早期発見が、治療への近道です

ワンちゃんは、自分では痛いとは言えません。
飼い主さんが、うちのわんこ「いつもと違う」と感じたら、まずは観察してください。
そして下痢・嘔吐の症状に発熱を感じたら、獣医に相談して上手に対処してあげてくださいね。

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