ドッグランで思いっきり走った後など運動した後は、体温が上がっていてもOKです。
この場合の発熱は、正常って分かりますよね。(⌒∇⌒)
しかし運動後以外で体温が高い?!と、飼い主さんが感じたのであれば検温してみると良いでしょう。
犬の発熱の原因となる病気は、色々あります。
発熱以外の症状もじっくり愛犬を観察すれば、見分けられるかもしれません。
獣医に相談するときも、検温して症状を伝えるとより早く対処方法を教えてもらえるでしょう。
今回のテーマは「犬の発熱の原因となる病気は何がある?その他の症状とあわせて見分け方を教えて」です。
犬の発熱の原因となる病気は何がある?
愛犬の発熱の原因って、どんなものがあるでしょう。
色々な感染症、狂犬病、中毒、気管支炎、肺炎、破傷風、熱中症などが発熱する主な原因になることが多いです。
感染症
混合ワクチン接種で防げる場合が多いので、健康なワクチンを打てる状態のワンちゃんは、是非混合ワクチン
を接種しておきましょう。
病気や老犬など、混合ワクチン接種する体力のないワンちゃんは、無理に行うことはありません。
狂犬病
狂犬病の予防注射は、飼い主さんの責任です。
必ず、接種させましょうね。(^_-)-☆
中毒
小さなお子様がいらっしゃるご家庭で良くあるのは、チョコレート中毒です。
お子様が自分の食べているチョコレートを、ワンちゃんにもあげてしまって中毒を起こして発熱することがあります。
与えてもらえれば、ワンちゃんは食べてしまいます。
チョコレートをワンちゃんに与えたお子様も、悪気は全くないのです。
他にも、タマネギ中毒、ぶどう中毒、殺虫剤による中毒などがあります。
飼い主さんが気を付けてあげることで、防げる中毒もありますので気を付けてあげましょう。
気管支炎
ウイルスや細菌に感染して、気管に炎症を起こします。
刺激性の強いガスや煙を吸い込んでしまったときや、異物を飲み込んでしまったときにも気管支炎になります。
肺炎
ウイルスや細菌、寄生虫などが感染源になります。
感染症がすすんでいくと、気管支と肺に炎症を併発することがあり、これを肺炎と言います。
冬の乾燥していて寒い時期、雨の多い梅雨の時期に、多く発症すると言われています。
この時期は、特に気を付けてあげましょう。
破傷風
菌が傷口などから体内に入ってしまって、破傷風菌に感染することで発症します。
呼吸困難に陥ってしまうと、死に至る場合もあるので、小さな傷でも放置しないで治療しましょう。
熱中症
夏場に多いのは、熱中症ではないでしょうか。
- 真夏に、日陰のない場所につないでおいた。
- 窓を閉め切って、エアコンの付いていない家で留守番させた。
- エンジンを切った車の中で、留守番させた。
このような飼い主さんの不注意も、発熱の原因になります。
ちょっと出掛けるだけだから!と思って出掛けても、遅くなってしまうことだってありますよね。
短時間、長時間にかかわらず、愛犬のみでお留守番させるときは注意して出掛けましょう。(^▽^)/
他の症状とあわせて見分け方は?
喉頭麻痺・肺炎
発熱以外に、、、。
- けいれんや意識障害がある。
- 呼吸がおかしい
- ぐったりしている
こんな症状が表れたら、喉頭麻痺、肺炎など緊急性のある疑いがあります。
呼吸器
発熱以外に、、、。
- 咳がでる。
- 鼻水がでる。
こんな症状が表れたら、呼吸器の病気の疑いがあります。
消化器
発熱以外に、、、。
- 下痢をした。
- 嘔吐した。
こんな症状が表れたら、消化器の病気の疑いがあります。
熱中症
発熱以外に、、、。
熱は一時的で、その後は元気で食欲もある。
こんな症状が表れたら、運動や興奮したために体温が上がった為か、熱中症の疑いがあります。
これらの症状が出たら、まずは獣医に相談してください。
そして的確な対処方法を、教えてもらってくださいね。(^▽^)/
病院に連れて行く前の処置が良いと、回復への近道です。
平熱を覚えておきましょう!
なんだかぐったりしているし、熱があるんじゃないかしら?
そう思ったら、まずは検温。
しかし平熱を知らなければ、いつもより高めなのかどうか分かりませんよね?
人間も、人それぞれ平熱が違うと思います。
35.5℃が平熱の人がいれば、37℃が平熱の人もいます。
ご自分の愛犬の平熱を知っておくことが、大事ではないでしょうか。(^^)/
ワンちゃんの体温は、人間よりも平熱が高めです。
そして、小型犬と大型犬では平均的な平熱が違います。
小型犬の場合は、38.6℃から39.2℃が平熱の目安です。
大型犬の場合は、37.5℃から38.6℃が平熱の目安です。
午前中と午後でも、体温が違うと言われています。
ワンちゃんの体温は午前中は低く、午後の方が高くなります。
もちろん散歩の後は、午前中でも午後でも体温は上がりますよ。(^^♪
よって、愛犬の体温を測って置く場合、同じ時間に測りましょう。
人間の、基礎体温を測る方法と同じですね。(^▽^)
40℃を超えると、危険信号のサインですので覚えておいてください。
すぐに、動物病院で診てもらいましょう。