犬が風邪を引くのは、どんなときでしょう?
犬の風邪の原因って、思いつきますか?
また、犬の風邪の症状には、どんなものがあるのでしょう。
人間と同じなのでしょうか?人間とは違うのでしょうか?
看病してあげたいけど、犬から人間へと風邪ってうつるのかしら?
風邪が、人間から犬へうつるのかどうかも知りたいですよね。
今回のテーマは「犬の風邪の原因と症状は?人間から犬、犬から人間へと風邪はうつるの?」です。
犬の風邪の原因と症状は?
実は犬には「風邪」と呼ぶ病気は、ありません。
しかし人間の「風邪」に似ている症状がある病気があります。
「くしゃみ」・「鼻水」・「咳」・「発熱」などの症状がみられる病気の事を、ここでは「犬の風邪」としてご紹介します。
犬の風邪の原因は?
ワンちゃんに風邪をひかせてしまう原因は、飼い主さんに身に覚えのある事って多くないですか?
逆にエアコンの効きすぎた部屋で、長時間過ごさせてしまったり、、、。
お庭で遊んでいるのを忘れて、家の中に入れ忘れたり、、、。
雨の日に散歩に行き、乾かし切れていないのに放置してしまったり、、、。
シャンプーの後、乾かすのが遅れてしまったり、、、。
飼い主さんのうっかりしたミスが原因で、ワンちゃんの体温が冷えてしまい風邪をひいてしまった可能性はありませんか?
私の場合、「風邪をひくようなこと、何かありました?」と獣医に聞かれると、いつも「あっ!」と思いつくことがあります。
気を付けているんですけどね、本当に。(>_<) 心当たりのある私の仲間の方は、これから気を付けましょうね!
犬の風邪の症状は?
人間の風邪の初期症状を、思い出してみてください。
「くしゃみ」をしたり、「鼻水」が出たりしますよね?
そのあと、微熱を感じて「風邪ひいたかな?」と、思うと思うのですが如何ですか?
ワンちゃんも同じで、「くしゃみ」をしたり「鼻水」を出したりします。
この「鼻水」ですが、人間も「透明の鼻水」と「色のついた鼻水」がありますよね?
花粉症のときは、「透明でサラサラの鼻水」で、風邪をひいたときは「色のついたネバネバの鼻水」が出ると思います。
ワンちゃんも同じで、風邪の症状のときは「色がついたネバネバ鼻水」です。
くしゃみをしていて鼻水を出していたら、ちょっと触ってみて「チェック」してみてください。
その他の症状として、目ヤニが溜まりやすくなります。
鼻と目は管でつながっているので、鼻に入った病原体が目まで広がってしまう場合があるのです。
この目に広がった病原体が結膜炎になって、目ヤニが溜まってしまうようになるのです。
目ヤニが溜まると目が開けにくくなるので、優しく取り除いてあげてください。
私は花粉症のときに使う、ローションテッシュで拭いています。
適度に湿っているので、拭き取りやすいですよ。(^_-)-☆
ウエットテッシュだと、目の近くなのでシミルのか、我が家のわんこは異常に嫌がりました。
アルコール成分が入っていたからですかね。
ご自分の目の付近を拭いてみて、シミルようならば使わないであげてくださいね。(^^;
私も嫌がられてからは、自分で試してからわんこに使っています。
熱が測れる飼い主さんは、検温もしてみてください。
40度を超えていたら、獣医に相談した方が良いですよ!
初期対応が、風邪をこじらせない一歩です。
獣医に診せるか、獣医に症状を説明して指示をもらってくださいね。
風邪をひいた老犬は
我が家のわんこは、14才の誕生日を過ぎました。
足腰が、かなり弱ってきています。
そんな足腰の弱ったわんこを見ていて、気が付きました。
足腰の弱い老犬が風邪をひいて「くしゃみ」をすると、どうなるかご存じですか?
スッ転びます。(>_<)
「クシュン!クシュン!」と全身でくしゃみをし、運が悪いとゴロンゴロンと転びます。(^^;
尻もちをついたり、前のめりに倒れて顔面を打ったりすることもあります。
最初見たときは、漫画か?!と思いましたが、事実です。( ;∀;)
老犬のように足腰の弱っているわんこが風邪をひいた時は、十分に気を付けてあげてください。
特に野外で散歩するときは、くしゃみをした拍子に溝に落ちたり、電柱にぶつかったりします。
室内でもローテーブルなど、ぶつかると危ない位置に物がある部屋には、入れないようにした方が良いでしょう。
人間から犬、犬から人間へと風邪はうつるの?
人間と犬では、症状を起こすウイルスの種類が違います。
よって、人間から犬へ、犬から人間へ、お互いに風邪がうつるということは基本的にありません。
しかし、風邪ではなく「人畜共通感染症」という病気はあります。
風邪をひいて、免疫力が低下して、抵抗力が落ちているときに感染しやすくなります。
人間にも、犬にも「人畜共通感染症」は、感染します。
「人畜共通感染症」を防ぐためには、抵抗力の落ちている風邪をひいてるときなどには、過度なスキンシップは避けた方が良さそうです。
過度なスキンシップは避けた方が良いだけで、もちろん通常のスキンシップは大丈夫ですよ。
ワンちゃんも熱のあるときは、心細いと思います。
しっかりと、看病してあげてください。
そして栄養のあるものを、食べさせてあげてくださいね。