日本の食卓に馴染みの深い、いわし・さんま・さば等の青魚は犬に食べさせても大丈夫なのでしょうか?
いわし・さんま・さば等には、カルシウムやマグネシウムなど栄養がたっぷり含まれているので、愛犬の健康維持に効果を発揮するイメージがあります。
実際のところ、どうなのでしょうか?(´・ω・`)
もし、食べても大丈夫な場合、効能や食べてもいい量なども気になる所ですよね。
今回は、
- 犬はいわし・さんま・さば等の青魚を食べさせても大丈夫?
- いわし・さんま・さばを食べるときの適量や効能・おすすめの食べ合わせ
についてご紹介いたします。
Contents
犬はいわし・さんま・さば等の青魚を食べさせても大丈夫?
いわし・さんま・さば等の青魚は、犬に食べさせても大丈夫です(^o^)ノ
青魚はさまざまな栄養成分が含まれており、犬の健康維持をサポートしてくれるんです♪
栄養成分の豊富さは、江戸時代で「青魚は栄養満点の食材」と称されたほどです。
食べるのは◎ただし骨には注意!!
基本的に、青魚の骨は細くて小さいものが多いため、喉に刺さって愛犬が苦しんでしまうということがあるようです。
さらに、犬は人間に比べてあまり咀嚼しない生き物なので、骨が刺さるリスクは高まります。
骨自体に毒はありませんが、ある程度取り除いてから食べさせると良いでしょう(*´∨`*)
青魚を食べると4つの効能が得られる?!適量は1日どのくらい?
いわし・さんま・さば等の青魚に含まれる栄養成分が犬の体内で活躍して、4つの効能を得ることができます。
青魚の4つの効能
・その1:がん予防、皮膚粘膜の保護
青魚に含まれるDHAやEPAには、がん予防、皮膚粘膜を健やかに保つ効果があります。
・その2:動脈効果予防
青魚に含まれるタウリンがコレステロールを体外へ排出し、動脈硬化を予防します。
・その3:認知症予防効果
青魚に含まれるオメガ3脂肪酸は、血液をサラサラにして神経伝達を高める効果があります。
そうすると、脳の老化を抑えることができ、結果として認知症予防につながります。
・その4:骨の強化
青魚には、ビタミンDとカルシウムがたっぷり含まれているので、骨を強くしてくれます。
適量は1日の摂取カロリーの○%以内にとどめる!
いわし・さんま・さば等の青魚には栄養がたくさん含まれていますが、摂りすぎると老化を早める不飽和脂肪酸も含まれています。
そのため、摂りすぎには注意したいところです。
目安として1日の摂取カロリーの10%以内にとどめておきましょう。
例えば、2kgほどの小型犬の場合、1日の摂取カロリーは約230kcalです。
青魚は100gあたり200〜300kcalほどありますので、10g未満に抑えておくと良いでしょう。
おいしい青魚は、小柄なワンちゃんでもペロリと食べれます♪
冷蔵庫にある○○と食べ合わせると、栄養価さらにUP!
その1:いわし+味噌+にんじん=皮膚粘膜の強化
こちらの食べ合わせは、犬の皮膚粘膜を強化する効果あります♪
皮膚や粘膜を強化することで体がウイルスに強くなり、病気にかかりにくくなるのです。
その理由は、いわしに含まれるEPAとDHA、味噌に含まれるグルコン酸が犬の血液をサラサラにしてくれるからです。
皮膚や粘膜を健やかに保つためには、血液がスムーズに流れ、体を循環する必要があります。
いわしと味噌を合わせることで血液の凝固を防ぐ効果が高まり、皮膚や粘膜を健康的に保つ働きをしてくれるのです。
さらに、ビタミンCやβカロテンが豊富な人参をプラスすることにより、皮膚粘膜を強化する働きが生まれ、よりウイルスに強い皮膚粘膜を手に入れることができます。
その2:さんま+大根+ごま=がん予防
さんまに含まれるEPAとDHAと、大根に含まれるイソチオシアネートには、がん予防の効果があります。
特にイソチオシアネートは、疫学研究などから最もガン予防に効果がある栄養素と言われているようです。
さらに、大根に含まれるビタミンCや、ごまに含まれるビタミンEとセサミノールには、抗酸化作用があり、活性炭素の働きを抑えて愛犬の皮膚粘膜を強化します。
がんだけでなく、病気にかかりにくい体を作る働きをすると言っても過言ではありません。
いわし・さんま・さばを食事に取り入れて、愛犬もっと健康に♪
青魚は、食事やおやつなどで定期的に取り入れると、愛犬の健康維持に役立ちます。
摂りすぎに注意して、いわし・さんま・さば等を食べさせてみてはいかがでしょうか?
きっと犬も喜ぶと思いますよ(≧∀≦*)