犬のワクチンの料金の目安はどのくらい?5種や6種や8種など種類ごとに教えて

ワクチン 料金 目安 種類

犬を飼い始めて、「これからはワクチン接種していきましょう」と一度は聞いた事があるはず。
ペットショップで元気に遊んでいるわんちゃんの説明書きに「この子はワクチン接種済みです」などの記載があるのを見たことがありませんか?

私たち人間でも、寒くなってくる冬を前に、インフルエンザワクチンを打ちましょうというお医者さんの声も聞こえてきますよね。

そんな時、

  • 「犬のワクチンっていくらぐらいするもの?」
  • 「種類が5種、6種、8種とあるけど、種類ごとに値段が違うの?」

と、疑問を持った事はありませんか?

この記事では、そんなワクチンの料金への疑問、5種、6種、8種などの種類ごとの料金への目安についてお伝えします。

これを読めば、大切な家族であるわんちゃんへのワクチン接種について、じっくり考える機会が増えるかも!

動物病院のホームページに料金が載っていない?!

ワクチンが切れそうなので、動物病院のホームページでワクチンの料金を調べようと思った事はありませんか?
でも、いくら探してもワクチンの料金が載っていません。
別の動物病院のホームページを見ても同じように載っていません。

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なぜ、ワクチンの料金が載っていないのでしょうか。

実は、法律で動物病院が行っている治療や手術と合わせて料金を載せる事は「禁止」されているのです。

料金を載せる事で「うちの動物病院の費用が安いよ!」「うちの動物病院の費用がもっと安いよ!」など低価格競争に陥ってしまうと、獣医療の質の低下を招く恐れがあります。
安かろう悪かろうになってしまっては困りますよね。

大切な家族を見てもらう動物病院の質が下がるなんて考えられません。

このように、社会の混乱を招く恐れがあるという事で、動物医療に関する料金の記載は認められていません。

獣医療に関する広告の制限(農林水産省)
www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/zyui/pdf/guideline.pdf

ワクチンの料金は実際どれくらいなのか、どうやって知るの?

ではワクチン料金は実際どれくらいなのかわからないですよね。
動物病院のホームページに料金が載っていないと、どうやって知るか迷いますよね。

実は、とっても簡単。

動物病院に電話をして聞けば教えてくださいます。

その際にはワクチン接種の値段の他に、初診料や病院での登録料が発生するかどうかも聞いたほうがいいですね。

また、電話口で「料金は教えられません!」などと断られてしまう動物病院もあるかもしれません。
教えていただけない動物病院は、大切な家族が病気になってしまった時に、疑問や質問にも答えて頂けないのでは…とも思いますので、私でしたらその動物病院は通う候補から外すかもしれません。
動物病院によって料金は自由に設定できますので、実はワクチンの料金は病院によって様々。
ワクチンの種類ごとの値段を、ご自宅から近くの動物病院いくつかに聞いてみましょう。

ワクチンの5種、6種、8種って違いはあるの?料金の差は?

犬のワクチンには5種、6種、8種と種類が分かれていますね。
この種類は一本の注射の中に、何種類かの伝染病を予防するワクチンが出来るのかという違いがあります。
「5種のワクチン」といった場合、「5種類の伝染病を予防できるワクチン」という事になるのです。

動物病院によって取り扱っているワクチンの種類には差があります。
5種を受けたいのに近所の動物病院では6種しか扱っていなかったという事もあります。
電話でワクチンの取り扱い種類を動物病院に確認してみるのが確実ですね。

ちなみに5種、6種、8種それぞれのワクチンでなんの伝染病が予防できるかというと、

5種混合ワクチン

  • 犬ジステンパー
  • 犬伝染性肝炎(A1)
  • 犬電生成咽頭気管炎(A2)
  • 犬パラインフルエンザ
  • 犬パルボウイルス感染症

6種混合ワクチン

  • 犬ジステンパー
  • 犬伝染性肝炎(A1)
  • 犬電生成咽頭気管炎(A2)
  • 犬パラインフルエンザ
  • 犬パルボウイルス感染症 ←ここまで5種と同じ
  • 犬コロナウイルス感染症

8種混合ワクチン

  • 犬ジステンパー
  • 犬伝染性肝炎(A1)
  • 犬電生成咽頭気管炎(A2)
  • 犬パラインフルエンザ
  • 犬パルボウイルス感染症
  • 犬コロナウイルス感染症 ←ここまで6種と同じ
  • 犬レプトスピラ感染症(イクテロヘモラジー)
  • 犬レプトスピラ感染症(カニコーラ)

こちらの5種、6種、8種の差は予防できる伝染病の数の違いです。ですから、予防できる数が増えれば増えるほど、料金も高くなっていきます。

参考のため、私が以前通っていた動物病院のワクチンの値段を記載します。

 

  • 5種混合ワクチン 6,000円前後
  • 6種混合ワクチン 7,000円前後
  • 8種混合ワクチン 8,000円前後

 

家族の一員の健康のため、毎年1回打つワクチンですから、家計のお財布とも相談して決めていきたいですね。

ワクチン接種の料金確認は動物病院選びにも役立つ

ワクチン接種の料金確認は、それぞれの動物病院に確認してみないとわからない事をお伝えしました。

その動物病院に電話で確認した際、
「この動物病院のホームページが充実しているな」とか、
「電話で対応してくれた病院のスタッフさんがとても良い感じだったな」とか、
自分に合った動物病院選びに繋がります。

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初めての動物病院選びには、自分の病院選びと同様に、家族の一員のわんちゃんも緊張するもの。

一生通い続ける事ができる相性の合う動物病院を探すためには、まずは電話してみてはいかがでしょうか。

ご自身の疑問を丁寧に答えてくれるスタッフさんがいる動物病院は、きっとわんちゃんも動物病院嫌いではなく、しっぽを振って動物病院に入ってくれる子になりますよ♪

ちなみに私が知っている動物病院は、お散歩最中にもかかわらず、スタッフに遊んでもらいたくてドアを開けて挨拶しに入ってくれるわんちゃんがいました。
その姿を見て、この動物病院が近くにあって良かったなと思ったものです。

いかがでしたか?

  • 犬のワクチンの料金の目安は、近所の動物病院に確認するのが一番だということ
  • 5種や6種や8種など種類ごとに値段が違うこと
  • 動物病院に連絡することで、大切な家族の一員であるわんちゃんが行く病院の選別ができるということ

以上のことが分かって頂けましたでしょうか。

どのワクチンを打てば良いのかなどの疑問は別の記事に記載してあります。
病気に負けないからだを作ってあげられるのも、飼い主の責任なのですよ。
元気にいっぱい遊んだり、時には癒されたり…ずっと長生きしてもらいたいですもんね!

長い記事を読んでくださってありがとうございました。
あなたとその隣にいるわんちゃんがもっともっと両想いで幸せになりますよう、願っています!

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