子犬のワクチン接種のスケジュールを知りたい!二回目や三回目の適切なタイミング(時期)はいつ?

子犬 ワクチン スケジュール タイミング

お家に迎えた小さな家族。
子犬を目の前にしてドキドキしている方も多いと思います。
私も初めてわんちゃんを迎えた日の出来事というのは、今から10数年も前ですがはっきりと思い出すことができます。

これからどんな毎日を過ごせるかと思うとワクワク・ドキドキが止まらないですよね。

ずっと子犬を見つめすぎて大事な予定に遅れそうになったり。
子犬と遊びすぎてついつい夜更かしをしてしまったり。

その小さな家族のわんちゃんにとって、あなたと健康で長く暮らしていくためにとても大切な「ワクチン接種」についてご存知ですか?

この記事では、子犬のワクチン接種のスケジュールとともに、ワクチン接種の2回目や3回目の適切なタイミング(時期)についてお伝えします。

ワクチン接種って何?子犬にとって必要なの?と思っている方でも大丈夫!
この記事を読めば、子犬のワクチン接種の重要性がよくわかって頂けると思います。

10年以上一緒に暮らす家族のため、飼い始めのワクチン接種はとても大切ですよ。

子犬にワクチン接種は必要なの?

子犬 ワクチン スケジュール タイミング

産まれたばかりの子犬は、病気に対して全くの無防備ではありません。

母犬には、病気に対する「免疫」と呼ばれる病気と戦う力が備わっています。
子犬は、母犬のお腹の中にいる時に、胎盤を通して母犬と同じ免疫をいくつか獲得する事が出来ます。

子犬が産まれた後の初めて飲むおっぱい(初乳)にも免疫が含まれています。

これを移行免疫といいます。

この免疫があれば、どんな病気にかかっても大丈夫だと思うでしょう?

しかし、この移行免疫は子犬が成長するとともに消えてしまいます。
自分で免疫を獲得しなければなりません。

その母犬からもらえる移行免疫が消えてしまうのが、生後45日以降だと言われています。

もし免疫がゼロになってしまうと、次から次へと病気にかかってしまいます。
そうならないために、子犬にワクチン接種は必要なのですよ。

初めての子犬のワクチン接種はいつがいい?

移行免疫が消えてしまうのが生後45日前後だとお伝えしました。
初めての子犬のワクチン接種はこの生後45日以降がいいでしょう。

子犬が小さくて心配だから、もっと早く初めてのワクチン接種をしてもいいのではと思う方もいると思います。

しかし、母犬の移行免疫が子犬の体内に残っている間にワクチンを接種しても、効果がないことが分かっています。
せっかくのワクチン接種を無駄にしないためにも、覚えておきたいですね。

母犬の初乳を十分に飲めていた場合は、通常生後60日ごろに初回のワクチン接種をします。
しかし、何らかの原因で母犬と早くに離されてしまい初乳をほとんど飲めなかった子犬は、移行免疫の量が少ないために初回のワクチン接種の時期が少し早まります。

子犬を飼う時、ペットショップなどのお店や、動物病院に尋ねてみるのもいいかもしれませんね。

ワクチン接種の2回目、3回目の適切なタイミングはいつ?

子犬 ワクチン スケジュール タイミング
初回のワクチン接種の推奨時期は、生後60日ごろとお伝えしました。

では、ワクチン接種の2回目、3回目の適切なタイミングはいつになるのでしょうか。

2回目のワクチンは初回のワクチンの効果が徐々に薄れてきてしまう生後90日ごろが望ましいとされています。

また、2回目のワクチン接種時でもまだ母犬からの移行免疫が残っていた場合を想定して、生後120日ごろに3回目のワクチンを打つ事も推奨されています。

初回のワクチン接種を打ってから、1か月ごとに3回のワクチン接種を行うと覚えておいてください。

また、地面を歩かせる本格的なお散歩は3回のワクチンが終わってからにしましょうね。
外の世界には子犬にとって恐ろしい病原菌がウヨウヨいるかもしれません。
それまではお家の中で過ごすか、抱っこしながら少しのお散歩をさせて、どのお散歩コースにしようか吟味する時間にしても良いですね。

初めてのワクチン接種、気を付けてほしいこと

ワクチン接種の適切なタイミングが分かったところで、気を付けてほしいことがあります。

ワクチン接種当日は、ワクチンアレルギーがでる可能性があります。
アナフィラキシーショックのような命に関わる重いワクチンアレルギーは、接種してから10~20分ぐらいで出ることが多いです。

ワクチン接種をした後にすぐに帰宅するのではなく、動物病院の待合室で少し様子を見ていましょう。
呼吸がおかしい、顔色が紫になっている、顔が腫れている…などの症状が出た場合はすぐに獣医さんを呼んでください!

初めてのワクチン接種は、お家へ帰るとあなたも愛犬も一息つきますよね。
ただ、お家へ帰ってからも2~3日は激しい運動は避けましょう。
当日のシャンプーなども控えてください。

そして、いつもとちょっと違うな、痒そうだな、顔が腫れてそうだな…など、変化に気づいた場合は動物病院に連絡して、ワクチン接種をした旨を伝えて支持を仰いでくださいね。

 

いかがでしたか?
子犬のワクチン接種のスケジュールや、2回目、3回目の適切なタイミング(時期)がおわかりいただけましたでしょうか。

初めてのワクチン接種は、動物病院に初めて行く機会かもしれません。
動物病院のスタッフさんとの相性も確かめる、絶好の機会でもあります。

わからない事はどんどん質問したり相談したりしながら、あなたの愛犬に合ったワクチン接種ができるといいですね。

長い記事を読んでくださってありがとうございました。
あなたとその隣にいるわんちゃんがもっともっと両想いで幸せになりますよう、願っています!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。