All about 愛犬の関節炎予防グッズ!メリット・デメリットとおすすめ商品一覧

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関節炎は怪我などの外傷や、日常の何気ない行動が関節に負担を与えることからも誘発されます。
運動のしすぎ、急な方向転換、ソファや階段から飛び降りるなどの動作は、想像以上に関節に負荷がかかっているのです。

関節にかかる負担を軽減し、怪我のリスクを減らしていくことは、関節炎の予防として大変有効です。
室内飼いであれば、まずは生活環境を見直し、関節炎につながると思われる要因を取り除いてあげましょう。

バウ
実際、「関節炎」で悩んでいる僕らの仲間は多いです。
慢性化すると大変なので、ぜひ予防につながる環境作りをお願いするワン! 

関節炎の予防対策としては、主に3つのパターンがあります。
とはいえ、飼い主さんの事情や住宅の条件によっては、難しい対策もあるでしょう。
そこで、それぞれおすすめの方法や、便利なグッズなどを整理してご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

関節炎の予防対策① 床の滑り止め

犬が関節を傷めてしまう原因で、 もっとも多いのが床で足を滑らせてしまうというもの。
特にフローリングは滑りやすいので、転倒で骨折や脱臼をしてしまったり、また滑らないよう踏ん張ることで関節に負担がかかり、関節炎につながってしまうのです。

さらに爪でフローリングが傷ついてしまうなど、飼い主さんにとっても悩ましいところです。
人も犬も快適な環境で暮らすためには、床の滑り止め対策はよく検討し、しっかりと講じていく必要があります。

滑り止め対策①滑り止めソックス

もっとも手っ取り早い滑り止め対策が「 犬用ソックスを履かせる」という方法です。
足裏にゴムの滑り止めがついたソックスを履かせるだけですので、コストも安く抑えられます

ただ、ソックスを嫌がる犬もかなりいますので、まずは愛犬が履いてくれるかどうかがポイントになります。

コスト 1,000円以下
メリット 履かせるだけなので簡単
犬の足も保護できる
床が傷つく心配がない
デメリット 履くのを嫌がる犬も多い
脱げてしまうこともある
ゴムは足先のみゆえ効果は小さめ

おすすめの滑り止めソックス

HUGGY BUDDY’Sのソックスは足裏のゴムの面積が広く、滑りにくいのでおすすめ。
ゴムが2段に入っており脱げにくく、サイズ展開も豊富です。

  • 小型犬〜中型犬用
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  • 大型犬用
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滑り止め対策②コルクマット

縁がパズルのピース状になった、 ジョイント式のコルクマットです。
ホームセンター等で購入でき、床の上にそのままパズルの要領で敷き詰めるだけですので、比較的手軽に行えます。

カッターなどでカットし、サイズを調整することもできます
クッション性がある素材ですので、足腰への負担も軽減でき、冷え防止効果や防音効果も期待できます。

コスト (例)6畳:約9,000円~
メリット 床の上に直接敷けるので手軽
弾力性があり足腰に優しい
防音効果あり
床の冷え防止効果あり
汚損した部分だけ交換可能
デメリット 部屋が広いとかなりの枚数が必要
汚れがシミになりやすい
劣化するとボロボロになる

おすすめのコルクマット

  • お手頃価格

ニトリ製は値段が手頃。やや薄め(8mm)で、ハサミでもカットが可能。
ただ、販売時期により微妙に形が異なるため、確認が必要。

  • 厚手タイプ

やさしいコルクマット」の商品は、厚さが11mmあり、クッション性と防音性に優れている。
環境ホルモン、ホルムアルデヒドなどの有害物質を含まないので安心。

  • デザインもワンちゃん向け

滑り止め対策③ペット用マット

表面は絨毯状、裏面は滑り止めのゴムのラインが入ったマットです。

絨毯は表面がざらっとしており滑りにくく、裏面は床に吸着するため安定感があります。
コルクマットと同様で、ホームセンター等でも購入でき、床の上にそのまま敷くだけです。
簡単にハサミでカットできるため、部屋の形に合わせて調整もしやすいです。

汚れた場合にはその部分だけはがし、洗濯して繰り返し使うことが可能です。
床暖房にも対応しているので、冷えると関節炎の痛みが出やすい犬にはおすすめです。

また、お手入れがしやすい防水素材消臭効果がついているものもあります。
高齢犬などお漏らしが心配な場合には撥水タイプを選ぶと便利です。

コスト 6畳:約12,000円~
メリット 床の上に直接敷けるので手軽
吸着性がありずれにくい
洗濯して繰り返し使用できる
防音効果あり
床の冷え防止効果あり
デメリット 絨毯タイプは表面に抜け毛がからまりやすい
洗濯の手間がかかる
スペアが必要

おすすめのペット用マット

  • お手頃価格

コストパフォーマンスが良く、ホームセンター各店でも同商品を取り扱っている。
表面は滑りにくく薄手(2.5mm)で、乾きが早い。

  • サイズ豊富

大判やロングなどサイズ展開が豊富にあり、廊下にも貼りたい場合に便利。
やや厚め(4mm)で、消臭機能もあり。

  • 撥水タイプ

表面が塩化ビニル樹脂製で撥水性があるので、濡れても拭き取りやすい。
色や柄のバリエーションが豊か。

滑り止め対策④滑り止めスプレー

犬の足の裏に塗布し、適度な粘りを与えることで滑りにくくするスプレーです。
スプレーをひと吹きするだけなので、犬が足の裏に違和感を感じることもほとんどありません。
中には滑り止めと同時に、足の裏を除菌したり保護する効果が得られる商品もあります。

しかし、爪切りや指の間の毛をカットしておくなどの基本のケアができていないと、十分な効果を得られない可能性があります。

コスト 1本(100ml):約1,000円~
メリット 手軽である
犬が足に違和感を感じにくい
足の除菌・保護効果が得られるものもあり
デメリット 犬が舐めてしまうと効果が得られない
爪切りや指の間の毛を切るなど基本のケアができていることが前提

おすすめの滑り止めスプレー

  • 除菌・保護

肉球に潤いを与えてすべりにくくするとともに、肉球・足裏の除菌ができるスプレー。
ヒアルロン酸やスクワラン配合で肉球のかさつき改善も期待でき、天然成分で安心。

  • 滑り止め専用

【足裏すべり止めスプレー】ノンスリップ 118

 

フロアでの床滑り防止を目的に作られたスプレーで、足裏に程よい粘着力を与える。
有害物質不使用なので、舐めても問題なし。

滑り止め対策⑤ペット用ワックス

ペット用フローリングワックスは、市販品を購入し自分でも塗布することができます。
表面に粘着性のある皮膜を作り、床を滑りにくくするとともに、傷をつきにくくします
そのため犬が滑りにくく、それでいて人は歩きやすい程度の機能が求められます。

また、犬が舐めても問題のない成分のものを選びたいところです。

コスト 1本(500ml):約4,000円~
1本で6畳間なら5回以上塗布可能
メリット 床の色などはそのままなのでインテリアを損なわない
DIYすればコスト削減も可能
デメリット ワックスを塗る手間がかかる
耐久性は半年~長いものでも4年程度

おすすめのペット用ワックス

  • 獣医師推奨

ワックスメーカーの製品ならではの、滑りにくさと経済性を両立したワックス。
ワイパーなどでも塗布できるので便利。

  • 天然成分100%

オレンジ油、ユーカリ油などで香りもさわやか。
水で10倍に希釈し使用するため、経済的。

滑り止め対策⑥フロアコーティング

フローリングの全面を特殊な樹脂ワックスでコーティングするフロアコーティングは、優れた滑り止め効果があり、耐久性も高く、マットやワックスに比べメンテナンスも楽です。
犬の関節に優しいだけでなく、床を傷や汚れなどのダメージから守ることもできるのです。

近年では家を新築・改築する際に、フロアコーティングを施す方も増えています。
プロの施工業者に依頼しなければならないため、それなりに費用がかかりますが、多くのメリットが得られる対策方法です。

ただし、コーティングの種類や施工業者により料金の幅が広いため、求める機能と予算のバランスをよく検討してから選ぶようにしましょう。

 

コスト リビング15畳(相場):約100,000円~150,000円
メリット 衛生的
日常の手入れが楽
耐久性は20年程度で長期保証制度もあり
デメリット コストがかかる
施工に最低でも1日は必要

おすすめのフロアコーティング施工

  • 獣医も推奨

愛犬の床」は獣医などの専門家も推奨しており、施工実績も豊富。
HP内に色々な「滑り止め商品」を比較した詳細なレビューもあり、滑り止め対策の検討にも役立つ。

  • 犬用コーティングに特化

ドッグランコーティング」なら、施工までの流れや、おおよその料金も明記されているのでわかりやすい。
HP内にはフロアコーティングだけでなく、犬の健康や病気に関する情報も多数あり。

関節炎の予防対策② 段差を減らす

玄関や階段などの段差を昇り降りする行為は、かなりの負荷が足腰にかかる上、足を踏み外し転倒する危険も伴います。

人間用のソファやベッドに飛び乗ったり、飛び降りる行為も同様です。
着地に失敗して足腰を傷め、関節炎になってしまうケースも少なくありませんし、すでに関節炎を患っている犬にとっては、痛みを引き起こす大きな原因となります。

このようなリスクを減らすためには、以下のような 「段差を減らす」対策を取りましょう

段差を減らす①ゲートを設置する

ゲートを置くことで、階段の昇降や玄関からの飛び降りをそもそもさせない、というのも1つの方法です。

おすすめのゲート

  • 出入り口付き



置くだけのタイプなので、設置も移動も簡単。
3サイズ展開で犬の体格に合わせて選べる。

  • ハンズフリー




足でも開けられ、自動的に締まりロックもかかるため、両手がふさがっている時も便利。
つっぱり式なのでしっかり固定できる。

段差を減らす②階段用滑り止めマットを敷く

犬に階段の利用を止めさせるのが難しい場合は、マットを敷くことで滑り落ちるのを防ぎ、降りる際の体への負担を軽減することができます。

おすすめの階段用滑り止めマット

  • スリッパOK

https://www.peppynet.com/shop/item/id/420094
人がスリッパを履いた状態でも滑りにくい加工が施されており、消臭機能もついている。

  • 洗濯可

洗濯して繰り返し使うことができ、薄型ながら防音効果もあり。

段差を減らす②スロープやステップ

スロープやステップ(踏み台)を用意し、段差を最小限に抑える
人間のバリアフリーと同じように、段差をできる限り小さくして犬の体にかかる負担を軽減する方法です。

ただ、スロープやステップは、設置しても使いたがらない犬もいます。
慣れるまでうまく誘導し、根気よく使い方を教えてあげましょう。

おすすめのスロープ

  • 角度調整可

ギアで14段階に角度を調整でき、畳んで収納することもできる。

  • 大型犬OK

対荷重225kgで大型犬でも安心。
玄関先の昇降のほか、車への昇降にも便利。

おすすめのステップ

  • 高さが2種類

13.5cmと18cmの2種類があるので、犬の体格に合わせて選べる。
フェイクレザーなのでお手入れ簡単で、カラーも色々。

  • お手頃価格


値段は手頃ながら、カバーは取り外して洗濯も可能。
コンパクトかつ軽量で、移動も楽々。

関節炎の予防③ 高反発ベッドを用意する

犬の一生のうち睡眠が占める時間は、約57%にもなります。
そのため、 睡眠中に体にかかる負担を軽減することも、関節炎の予防対策につながります。

高反発素材は低反発素材に比べ、体にかかる圧力を均等に分散させることができ、寝返りもうちやすいので、より寝心地が良いのです。

おすすめの高反発ベッド

  • 獣医師と開発

ペット用品メーカー、素材メーカーが獣医師とともに開発。
抗菌・防臭・防ダニ加工で衛生的。

  • 低い座面

一方向は縁がないため、足が弱った犬でも乗り降りしやすい。
低反発素材と高反発ウレタンの二重構造で、均等に体圧を分散してくれる。

犬の関節炎予防:まとめ

住環境を見直して関節炎の予防対策を講じることは、犬の体はもちろん、心も健やかにしてくれます。

みずき
犬にとっても、人にとっても暮らしやすい快適な環境を、無理のない範囲で作っていきましょう。

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