犬にりんごをあげすぎると下痢やアレルギー発症の危険性?与える時の注意点

りんご 下痢 アレルギー

犬にりんごをあげすぎてしまうと、下痢や嘔吐の危険性があるのでしょうか?

また、アレルギーを発症したり、喉に詰まってしまうといったケースもありますので、注意が必要なのです。

甘みがあってシャリシャリとした食感が楽しく、犬にとっても嬉しい栄養素が詰まったりんごですが、与えるときの注意点を心得た上で与えなければなりません。

何も知らずに飼い主さんが犬にたくさんりんごを食べさせてしまい下痢やアレルギーを起こしてしまったら大変です!

そこで、この記事では、

  • りんごをあげすぎてしまうと下痢のリスクがあるのか?
  • 1日にどのくらいの量を与えてもいいのか?
  • アレルギーなどりんごが持つ危険性と注意点

についてご紹介したいと思います。

りんごをあげすぎてしまうと下痢のリスクがあるの?

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結論からいうと、りんごをあげすぎてしまうと下痢嘔吐のリスクがあります。

理由は、りんごに含まれる食物繊維にあります。りんごには、便秘解消に効果があると言われる、不溶性食物繊維が100gあたり1.2g含まれています。犬が必要以上に食べてしまうことにより、体内に食物繊維がたくさん吸収されてしまい、お腹を壊してしまうのです。

場合によっては、嘔吐してしまうこともあります。

基本的には、規定量以上のりんごを与えない限り、下痢の心配をすることはありません。
犬にとって嬉しい栄養がたくさん詰まった食べ物ですので、飼い主さんとしては取り入れたいですよね♪

1日にどのくらいの量のりんごを与えてもいいの?

ワンちゃんの大きさや成長度合いなどにもよりますが、1日20g程度と言われていますので、りんご1個を8等分にした時の1切れくらいです。
もっとたくさんあげたい気持ちもありますが、適量は守りましょう!

シャリシャリと音をたてながら、おいしそうに食べるワンちゃんの姿がたまりません(・ω・)

このワンちゃんはりんごを丸かじりしていますが、与える時は細かく刻んだり、すりおろすなどして与えてあげましょう。

丸ごと与えてしまったり、大きなかたまりを与えてしまうと、犬によっては消化できずそのまま便として排出されてしまう場合があります。場合によっては喉に詰まる危険性もあるので、十分注意してくださいね。

りんごは皮ごとあげても大丈夫?皮に毒はないの?

フルーツによっては、実の部分は与えてもいいけど、皮は毒だから与えてはいけない場合がありますよね。りんごはどうなのでしょうか・・・?

実は、りんごの皮は犬に与えても大丈夫なんです♪

りんごは皮にも栄養がたくさん含まれており、犬にとっても嬉しい効果があります。

与える時は皮ごと食べさせるのがおすすめです!

ただし、りんごの皮は少し硬かったり独特の渋みがあるので、ワンちゃんが嫌がる場合は、実の部分だけ食べさせてあげましょう。りんごの芯や種は、犬にとって中毒を起こす成分が含まれているため、与えないように注意しましょう。

また、熟していないりんごは、アミグダリンという犬にとって毒な成分が含まれています。必ず、熟したりんごを与えるよう注意してくださいね。

りんごジュースやりんごを使ったデザートは、糖分や添加物がたくさん含まれていますので危険です。与えない方がベターでしょう。もし、りんごの加工品を食べさせたい場合は、ペットショップや犬カフェなどで売られている犬専用のものにしましょう。

アレルギーなどりんごが持つ危険性と注意点

りんごが持つ危険性として、アレルギーも知っておきたいところです。
りんごアレルギーには以下のような症状が見られます

・くしゃみや鼻水が出るようになる
・毛が抜ける
・下痢
・嘔吐
・痒がる
など

梨やいちごにアレルギーを持つワンちゃんは、りんごでもアレルギーを発症してしまうようです。心配な場合は、少量から与えて様子を見てみましょう。

その他には、りんごにはカリウムが100gあたり110gも含まれているため、摂りすぎてしまうと高カリウム血症を発症する危険性があります。腎臓に病気を患っている場合も注意が必要と言えます。

りんごには糖分も多く含まれており、食べすぎてしまうと肥満になる危険性もあります。
また、りんごを頻繁に与えてしまうと、犬がりんごの味に慣れてしまいドッグフードを食べなくなると言ったケースもあるようです。

甘くておいしいからといって頻繁に与えてしまうのはやめましょう♪

りんごを適度に取り入れて、ワンちゃんの健康維持に役立てみてはいかがでしょうか。

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