犬が鶏肉や鳥の骨を食べるのは大丈夫?鶏肉アレルギーの症状についても

鶏肉 鳥の骨 犬

鶏肉にも色々な種類がありますが、スーパーで手に入りやすいお肉ですよね。
犬にも鶏肉は与えて良いのでしょうか?
また、骨つきの鳥の肉も与えて大丈夫なのでしょうか?
犬って、鳥の骨を食べても危険ではないのかしら?
鶏肉アレルギーについても、知りたいですよね。
今回のテーマは「犬が鶏肉や鳥の骨を食べるのは大丈夫?鶏肉アレルギーの症状についても説明して」です。

犬が鶏肉を食べるのは大丈夫?

鶏肉 鳥の骨 犬

鶏肉にも、種類がありますね。
スーパーで良く見かけるものは、モモ肉・ムネ肉・ささみ・砂肝・手羽先でしょうか。
部位によって、カロリーが違うことはご存じですよね。
ワンちゃんの健康状態によって、食べさせない方が良い部位もあるようです。
獣医に相談してみてくださいね。

どんな部位でも、脂の部分は取り除いてあげるのが正解です。
なぜなら、脂の部分はワンちゃんにとって消化がとても大変なのです。
ですから、鶏肉をあげる場合は、皮や脂の部分は取り除いてから与えてあげましょう。
手羽先など、骨のあるものは骨を取り除いてからあげましょう。

全体的に脂肪分が多いと言われますので、与えすぎに注意が必要です。
安心なのは、カロリーの低い「ささみ」ですね。

犬が鳥の骨を食べるのは大丈夫?

鶏肉 鳥の骨 犬

鳥の骨にも、色んな部位があると思います。
そして、食べちゃうワンちゃんの犬種や体の大きさも違いますよね。
食べ方も、関係します。
噛んで食べたか、飲み込んでしまったのかでも異なります。

大型犬が食べた場合は?

大型のワンちゃんが、骨つきのフライドチキンを「ボリボリ」と噛んで食べちゃたとします。
この場合は、経過観察で出てくるのを待つことが多いです。
ワンちゃんが自分で消化できる可能性が高いからです。
しかし、噛み砕いた骨がどんな形で出てくるかによって内臓を傷付ける可能性もありますよね。
経過観察とはいえ、飼い主さんは出てくるまで気が気じゃないのではないでしょうか。(:_;)

中型犬が食べた場合は?

中型のワンちゃんが、飼い主さんに見つかって取り上げられてなるものか!と急いで噛まずに飲み込んだとします。
この場合は、開腹手術になる場合があります。
噛まずに飲み込むと、消化できないことが多いからです。
レントゲンで骨が確認できれば、手術となる可能性が高いでしょう。
開腹手術の場合、全身麻酔になります。
高齢のワンちゃんや病気のあるワンちゃんですと、体力がもたない場合も出てきます。
噛んで食べた場合は、やはり経過観察でしょうね。
飼い主さんは、祈るだけしか出来ないから辛いですよね。( ノД`)シクシク…

小型犬が食べた場合は?

小型のワンちゃんの場合は、どんなに小さい骨でも大きく見えるのではないでしょうか。
大きな骨を噛まずに飲み込むことは物理的に不可能でも、小さな骨が大きく感じますよね。
噛んで食べた場合は、小型のワンちゃんでも消化して出てくることはあります。

共通点は?

共通して言えるのは、噛んで食べた場合は消化して出てくるかもしれない!
その場合は、飼い主さんが出来ることは経過観察のみ。
噛まずに食べた場合は、開腹手術の可能性が大。
しかし全身麻酔が必要なため、体への負担は大きい。
麻酔が原因で、亡くなるケースもある。

食べてしまっても、即亡くなるということはないようです。
しかし、ワンちゃんの体への負担と飼い主さんの精神的負担は相当だと思います。

美味しい骨つきの鳥肉は、ワンちゃんにとって別世界のとっても素敵な食べ物のようです。
危険だと分からないから、食べちゃいますよね。

我が家の場合

我が家の柴犬は、普段そんなに人間の食べているものを欲しがらないのですが骨つきの鳥肉だけは違いました。
友人宅で切り分けようとしたとき、テーブルに前足をかけて「ください!」をしちゃうくらいに魅惑的らしいです。
我が家ならともかく、友人宅ではお利巧なわんこを常に熱演してきていたのに「骨つき鳥肉」のときは、別犬になりました。
「ダメ」を理解してくれず、恥ずかしい思いをしたので2012年のクリスマスの事ですが鮮明に覚えているくらいです。
写真を見てもらえると、「くれくれオーラ」ででますでしょう?
骨を取り除き、味の濃い部分を除いて、味付けの薄い箇所だけを与えましたが「幸せオーラ」すごかったですよ。

鶏肉アレルギーの症状について

どんな食べ物でもそうですが、体に合わないワンちゃんが中にはみえます。
与えるときは、少量からスタートすることが好ましいですね。
そして、少しでも嘔吐や体を痒がるような動作をした場合は、獣医に相談しましょう。

長年与えてきて、急に鶏肉アレルギーが発生することもあります。
人間の花粉症と同じですね。
ある日突然アレルギーは、やってきます。

突然アレルギーになった場合は、ドックフードの成分表もチェックしてください。
鶏肉が原料の中に含まれているのかもしれません。

毎日同じものを与えているのに、嘔吐・下痢・湿疹などのアレルギー反応が出た場合は食べ物を疑ってみるのも対策の一つです。
現在は血液検査で、アレルギーのある食品がすぐに分かります。
アレルギー反応の出る食べ物を与えても、ワンちゃんは飼い主さんが与えてくれたものは安心して食べてしまいます。
飼い主さんが、チェックしてあげてくださいね。

盗み食いが得意なワンちゃんのいるご家庭では、骨つき鶏肉を食べるときは注意が必要だと思います。
ゴミ箱まであさっちゃうワンちゃんも、いるそうですよ。

気を付けてあげられるのは、飼い主さんだけです。
「食べちゃっても、出てくるでしょう。」ではなく、骨は危険だということを覚えておいてください。

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