犬が震えていることは、良くあります。
震えているだけでイコール病気ということは、あまり多くはありません。
ただ、”震えていて、そのうえ吐く!”というと、どうでしょう?
震えたり吐く症状のときって原因はなんなのでしょう?病気でしょうか?
病気ならば、対処方法も知りたいですよね。
そこで、今回のテーマは「犬が震えたり吐く症状のときに原因となる可能性のある病気は?対処法についても」です。
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犬が震えたり吐く症状のときに原因となる可能性のある病気は?

ストレスの場合
犬種に関係なく、ストレスを感じたワンちゃんがする動作があります。
「あくび」「伏せる」「震える」「視線を外す」「鼻を舐める」といった行動を、見たことはありませんか?
犬は、自分を安心させて、相手も安心させられるという理由から、このような行動をとると言われています。
例えば、我が家の愛犬の場合。
ストレスを与えたくないので、わんこだけでのお留守番はあまりなく、お留守番させても半日程度です。
ですが、お留守番させて帰宅すると、お掃除が待っている事が多かったですね。
どこかに、吐いてあるのです。( ;∀;)
黄色い泡みたいなものか、透明のネバッとしたものが家のどこかに吐いてありました。
中には白っぽい泡のようなもののときも、ありました。
最初の頃は驚いて、吐いてある箇所の写真を撮り、少量をスポイドで取り、病院に連れて行っていました。
しかし原因は、「いつもストレスで、吐いちゃったみたいだね。」と同じでした。
わんこの性格や生活習慣によっても違いは出ますが、ストレスから「震えて、吐く」という心の病気だそうです。
心の病気なので、家族がいなくても安心できる場所や環境を整えてあげて下さいと言われました。
どのように対処したのかは、後ほど。(^▽^)/
ストレス以外の病気の場合
次に、ストレス以外の原因についてです。
震える、そして吐くという症状の場合、主に消化器系の病気の疑いがあります。
その他には感染症や中毒の疑いもあるので、すぐに獣医に相談してください。
急性腎不全の場合も、震えて嘔吐します。
痛みで、震えてしまうのです。
うちのワンちゃんの場合は、嘔吐しようとしている仕草はしていても、吐けない様子でした。
犬が震えたり吐く症状のときの対処法は?

ストレスの場合の我が家の対処方法
我が家の場合は、二階の部屋に閉じ込めて留守番させ、一階のテレビを付けて誰かいるように思わせて出掛けると大丈夫になりました。
部屋のラジオを付けて出掛けた事もありましたが、これだと家に誰もいないのが分かるようでダメでした。(^^;
ストレス以外の場合の我が家の対処方法
消化器系
消化器系の病気は、ドックフードで対応しました。
※ロイヤルカナンの消化器サポート
※ユーカヌバのIアシスト 残渣ケア
この二種類を、獣医から勧められ変更したところ、すぐに改善しました。
嘔吐の回数が激減し、下痢や便秘まで解消されました。(^▽^)/
注意点&ポイント
ポイントは、おやつをあげないことです。
この食事療法は、ドックフード以外におやつをあげてしまうと効果が激減します。
可愛そうだからとおやつをあげる方が体に負担がかかり、逆に可愛そうだということに気が付いてあげてください。
我が家はおやつを一切あげなくなってから、本当に調子が良くなりましたよ。
どうして並行して、多少なりともおやつをあげていたんだろうと、かなり後悔していますので、皆さんは早めに気が付いてくださいね。
感染症
感染症の対処方法は、予防注射です。
混合ワクチンの摂取を、してあげてください。
ただし、お出かけする場所や、年齢によってもオススメされる混合ワクチンの種類は違うと思います。
獣医と良く相談して、決めてくださいね。
中毒
まずは「拾い食い」「盗み食い」をしてしまう習慣を無くさせましょう。
そして犬が食べたら中毒症状を起こす食べ物を、ご家族で勉強しましょう。
例えば、誤って、タマネギの入ったハンバーグを与えてしまったり、チョコレートを与えてしまって、中毒になるケースが多いです。
また、大事なのが家族全員での理解と言うことです。
特に小さいお子さんや、ご高齢のご家族には注意して、善かれと思って食べ物を与えても、犬にとっては中毒の原因になるということを認識させてください。
急性腎不全
急性腎不全の場合は、普段と明らかに行動が違うと思いますので、すぐに動物病院に連れて行ってください。
我が家のわんこは、痛みで気絶しました。
動物病院はお休みの日でしたが、獣医に電話しすぐに処置してもらえたので命が助かりました。
早期発見できたのと、素早い対応をしてくださった獣医のお蔭でした。
もちろん、我が家のわんこも頑張って踏ん張ってくれたからだと思います。
急性腎不全は、時間との勝負と聞きました。
もしかして?!と思ったら、すぐに動物病院に連れて行くことをオススメします。
犬というのは、かなり痛みを我慢する性質だと獣医から聞きました。
我が家のわんこのように、我慢して、我慢して、痛みで気絶してしまうほどです。
犬は人間の言葉を理解出来ますが、喋る事は出来ません。
人間が行動を見て、判断してあげてください。
震えていて、そのうえ「吐く」という行動を見つけたら、まずは獣医に相談しましょう。
「ストレスですね!」と言われても、良いんです。
他の病気で発見が遅れて、手遅れにならないようにしましょう。(^_-)-☆