犬にドッグフードだけではなく、リンゴなどの果物を食べさせている飼い主や家族もいます。
また、リンゴは1年を通して食べる事ができるので、食べさせやすい果物ですね。
さらに、リンゴの皮は犬が食べてもいいのでしょうか?
今回は、犬にリンゴとリンゴの皮を食べさせてもいいのか、またはおすすめのリンゴを使ったレシピも紹介していきたいと思います。
犬にリンゴやリンゴの皮を食べさせても大丈夫?どのくらい食べさせていい?
犬にリンゴを食べさせることに健康的な問題はなく、どちらかというとリンゴを食べさせることが犬にとっていい事だといえます。
リンゴの栄養
リンゴには多くの栄養が含まれていて、リンゴに含まれる有機酸が疲労回復の効果があるともいわれています。
また、脳のエネルギーにもなるブドウ糖も含まれています。
整腸作用を持つ食物繊維も豊富に含まれているので、体にとっては非常に栄養価値が高い食べ物といえます。
リンゴを含めて果物に含まれるペクチンが含まれています。
ペクチンは小腸では消化されずに、大腸までそのままの状態で届きます。そこで乳酸菌の餌となり、善玉菌を増殖します。
犬は、動物性たんぱく質を多く摂取する必要がある動物です。
ですが、動物性たんぱく質を摂取すると、腸内の悪玉菌が増殖し、腸内のバランスが悪くなってしまいます。そこでリンゴなどからペクチンを摂取する事で腸内の善玉菌を増やす事が大切となるのです。
リンゴの適量とリンゴの皮・種
1日に食べさせてもいいリンゴの量は20gまでとされています。
もちろん、犬種の大きさによっても変わってきます。犬の大きさによって量を変えていきましょう。
また、リンゴの皮も食べさせても大丈夫ですが、胃の弱い犬の場合は皮は取り除いたり、すりおろして食べさせるようにします。
犬は、基本的に食べ物は噛まずに飲み込む習性があるので、ある程度の大きさにカットして食べさせないと、胃や腸で詰まってしまう事になります。
リンゴの種には中毒性があり危険なので、人同様に取り除いて食べさせるようにしましょう。
また、リンゴにアレルギーを持つ個体もいるので、食べさせる場合には少量ずつ食べさせて、異常が出ないか観察してから量を増やしていきます。
リンゴを食べさせるときの注意点
犬にリンゴを食べさせる場合には、注意しなければいけない事もあります。
まずは、リンゴは果糖やブドウ糖が含まれていて、甘みもありますが、カロリーもある果物です。
犬は甘いものは大好物なのでリンゴを大好きな犬は多いですが、カロリーがあるので肥満体型やダイエットをしている犬の場合には食べさせる量に注意しましょう。
リンゴにはカリウムも含まれています。カリウムには体内の塩分を排出する効果がありますが、病気に罹患している時や何かしらの投薬治療を行っている場合等には注意が必要となる成分です。
リンゴを使ったおすすめレシピ
リンゴをドッグフードにトッピング!!
リンゴを使ったおすすめレシピとしては、ドッグフードにトッピングするレシピがあります。
ドッグフードを通常の75%用意します。
これはリンゴには果糖が含まれていて、カロリーがあるので、通常の量を食べさせると過剰に摂取する事になる為です。
リンゴは細かくカットしてレンジでチンして温めます。
その他の材料としては、細かくカットしたトマトとキャベツ、鶏胸肉もしくは脂肪分が少ない肉の皮を外して茹でて細かくします。
水をひたひたになるまで入れて、少し水分をそれぞれの食材に吸収をさせて食べさせるようにします。
このレシピは、便秘に悩む犬に向いているといえます。また、胃や腸が弱い犬にも向いている食べ方といえます。
リンゴを使った犬用のケーキ
また、おすすめのレシピとしては犬用のケーキです。
材料としては、以下の通りです。
・ヨーグルト(プレーン)100g
・ビスケット2枚
・プチトマト1個
・リンゴ1切
・キウイフルーツ3切
・オレンジ1切
・チョコペン文字分
このケーキは、ヨーグルトとカボチャがメインとなるケーキです。
まずは、ヨーグルトを水切りします。
カボチャを適当にカットしてレンジに入れて茹でて、しゃもじでつぶして手で丸めて水切りしたヨーグルトを上に乗せましょう。
残りの材料を好みに合わせてトッピングをすれば出来上がりです。
犬は、甘いものが大好物です。ただ、甘いもののとりすぎは人同様肥満の原因になってしまいます。
また、人の食べ物は犬にとってか過剰にカロリーをとってしまうので、犬にケーキなどを食べさせる際にはカロリーに注意して作ってあげましょう。