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犬の病気・健康

犬の頻尿の血尿はどんな病気の可能性?鮮血の血尿なら要注意?

頻尿 血尿 鮮血 病気

わんちゃんがトイレに行った後、片付けようとしてふとおしっこを見ると何だか赤い!
わんちゃんのおしっこの色にビックリしてしまったことはありませんか?

そういえば、いつもよりも何度もおしっこに行っている気がする…
おしっこに行っているのに出ていない?
何だか元気がない…
なんて様子があったら要注意!

病気が隠れている可能性があります。

今回は、わんちゃんの頻尿や血尿が症状となって出てくる病気についてお伝えします。
鮮血のおしっこなら要注意!?というおしっこの色で判別できる病気についてもお伝えしますよ。

仕組みを知ろう!おしっこが出来るまで

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おしっこは、簡単に言うと体内で必要なくなったごみを水に溶かして外に出す「ごみの溶け込んだ水」と言えます。

飲んだお水やご飯の中に含まれる水分は、腸で吸収された後に血液とともに全身の細胞へいきわたります。

その際に、体の中でいらなくなった老廃物=ごみが血液の中に溶けて腎臓へ運ばれます。
この腎臓が、いらなくなったごみをより分けて、尿管→膀胱→尿路(尿道)を経ておしっことして排泄されます。

老廃物=ごみで汚れた血液は、腎臓を通過する事できれいになり、全身へと戻ります。

おしっこは、もともと血液に溶け込んだ体の中の老廃物=ごみを、腎臓や尿管,膀胱,尿道を経て外へ出す大切な役割を持っているのですね。

わんちゃんが頻尿の血尿になる時

では、わんちゃんが頻尿の血尿になる時はどんな時でしょうか。

膀胱炎

大腸菌などの細菌が膀胱内に侵入して、細菌感染を起こすことで発症する病気です。
おしっこのトラブルの中でもっとも起こりやすい病気で、オスに比べると尿道が太くて短いメスのわんちゃんに多く発症します。

膀胱炎にかかると、おしっこがしたくても出なくてトイレを行ったり来たりする症状や、血尿、排尿時に痛みを伴うのでキャンと鳴きながらおしっこをする、食欲がないなどがあげられます。

膀胱炎は一度かかると、またかかってしまうことが多く、注意が必要です。

前立腺肥大

前立腺肥大は、オスの去勢していないわんちゃんに多くみられる病気です。
年をとることにより、男性ホルモンのバランスが崩れてしまい、前立腺という組織が大きくなってしまう=肥大する病気です。

肥大した前立腺が膀胱や直腸を直接圧迫するため、血が混じった分泌液が常に出てきたり、血尿,頻尿,便秘,下痢などを起こします。
前立腺が肥大するだけでなく、腫瘍となってしまう前立腺腫瘍になると、激しい痛みを起こすので歩行困難発熱,排尿障害を起こします。

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尿路結石症

尿路結石症とは、おしっこを作る尿路(腎臓,尿管,膀胱,尿道)のどこかに結晶や結石ができてしまう病気です。

わんちゃんの結石の90%以上が膀胱と尿道に起き、尿道が狭いオスのわんちゃんにかかりやすい病気です。

結石の種類は主に2つで、1つ目はわんちゃんに多く見られる「ストルバイト結石(リン酸アンモニウムマグネシウム結石)」,もう一つは「シュウ酸カルシウム結石」です。

ストルバイト結石は、おしっこがアルカリ性に傾いている時にできやすく、酸性に傾けるとある程度溶かすことができるため、食事療法で重症化を防ぐことができます。
しかし、シュウ酸カルシウム結石は、一度できてしまうと外科手術をして取り除かないと消し去ることはできません。

この尿路結石の元になる結晶は、角が尖った形をしていてとても硬いものです。

この小さな石がおしっこの通り道を内側からチクチクと刺激するために、尿路結石症から膀胱炎になったり、尿道炎になったりして、血尿が出ます。

だんだんと結石が大きくなると、おしっこの通り道を完全にふさいでしまい、急性の腎不全になったり、膀胱が破裂してしまったり、全くおしっこが出なくなります。

最悪の場合は数日で命を落とす危険もあります。
おしっこが出ないとわかったら、一刻も早く動物病院に行ってくださいね。

鮮血のおしっこなら要注意?!

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おしっこの色が鮮血なら、すぐに血尿だとわかりますよね。
血尿が出ているのなら、すぐに動物病院に行ってくださいね。

しかし、尿がいつもよりオレンジ色に近かったり、ピンク色だったりするのも実は血尿の可能性があるのです。
出血の具合によって、出血が多いと鮮血の真っ赤>濃いオレンジ>薄ピンクとなります。
また、膀胱の中で出血した血が塊となってそのまま出てくる場合もありますよ。

いつもとおしっこの色が違うけど、判断しづらい…
そんな時はこの項目もチェックしてみてはいかがでしょうか。

  • 何度も何度もトイレに行く
  • 散歩のときに何度もトイレの格好をする
  • トイレの格好をするのにおしっこが出ていない
  • おしっこの勢いがなくぽたぽたとしか出ない
  • おしっこをする時に痛がって鳴く
  • おしっこが臭う
  • お腹を丸めて痛い仕草をする などなど…

一つでも当てはまったら要注意!
わんちゃんが飼い主のあなたにSOSのサインを出していますよ。

最後に

いかがでしたか?

わんちゃんが血尿をしたときは、病気のサインだとわかって頂けましたでしょうか。
わんちゃんが血尿をするとビックリして、おしっこをふき取って動物病院に行かれる方が多いと思いますが、じつはその血尿の色具合も、獣医さんにとって病気の判断材料となります。
おしっこを持参したり、スマホでおしっこの色の写真を撮っておいたりすれば、動物病院で説明できますね。

また、おしっこを持ってきてくださいと言われた場合、いつものペットシーツを逆に敷いておくのも裏技です!
ペットシーツの逆側は撥水加工になっているので、簡単におしっこを持っていくことができますよ。

長い記事を読んでくださってありがとうございました。
あなたとその隣にいるわんちゃんがもっともっと両想いで幸せになりますよう、願っています!